私たちが初めてホテルの外へ出たのは、着いた日の夕食のため。
あらかじめ購入していたガイドブック(今回の旅行のため、全部で4冊購入!)で、ホテル近くのレストランに目星をつけておいたので、約1.5kmと距離はありましたが、暗くなる前なら大丈夫、と歩くことに。
私たちの滞在したホテルはVEDADO地区という、街の中心部と少し離れた場所にあり、ホテルの周辺は海岸を除いては、住宅街とその中にひっそりレストランやバーが点在している感じでした。
レストランによっては外装が一般の家と同じで、ただ看板を出してるだけとか、看板を出さずに家で料理を振る舞う形のレストラン(こういう場合は国営ではないらしい)もあり、歩きながら「あれ?これレストランなの?」とわかりづらいお店もけっこうあったかも。
日が暮れそう時間帯に、いきなり住宅街を歩く。けっこうドキドキでした。
街灯が少なくて、日が落ちたら真っ暗になりそうだったから。もの珍しそうに私たちを見てくる地元の人。観光客とわかって声をかけてくる人。タクシーは通り過ぎる度に「タクシー?」と聞いてくる。
観光業が盛んなことは、街を歩けばすぐ肌で感じることができ、私たち観光客が重宝されているというべきか、少しでも多くのお金を使ってもらおうと一生懸命と表現した方がよいのか。
ジョン・レノンの眼鏡は盗難されたそうです・・・
そんなこんなで歩くこと30分(思ったより時間かかった)、無事にジョン・レノンパーク前にあるUnion Francesaというレストランへ。3階建てで、それぞれのフロアに違うレストランがあり、システムもよくわからないまま最上階のキューバ料理のお店に。読めないメニューと睨めっこしながらやっと注文したチキンライス(スペイン語でArrozが米、Polloがチキンとわかったのは電子辞書のお陰)は、とーっても美味しかったです。
初日のホテル外でのレストラン経験は、その後のハバナ滞在中の外食において、自分たちに自信を持たせてくれたかも。別の日にも2回ほど、他の”住宅街ひっそり系レストラン”で、無事においしいご飯が食べられました♪
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本格的にハバナ市街をはじめ、ちょっと遠くのエリアまで繰り出したのは到着した翌日から。
ホテルを出るやいなや、出かける観光客を待ち構えるクラシックカーのタクシー。
この街を走る車は、一昔前(いやそれ以上)のアメリカ車やロシア車ばかり。たまに日本の車も走っています。ますますタイムスリップした気分・・・。
他にも古くてボロめなタクシー、バイク型のCo Coタクシーなんかもあります。
どれにしようか迷った末、Co Co Taxiに。
これが↓そのCo Co Taxi乗車時、後ろから撮影した写真。
○観光客にとっての主要な交通手段であるタクシー○
ここハバナではよほど遠くへ行かない限り、乗車賃は5〜6ペソが相場(※メーターは使ってない)。なのに目的地を伝えると、ドライバーは「10ペソ」などと高い値段を提示してくる。
ここでその値段を鵜呑みにしてはいけません!!少しでも多くお金を取ろうとしているだけです。そこで、大事なのが交渉すること。強気な態度で「他のタクシーを探す」という姿勢を見せるくらいが騙されずに済みます。またこちらが希望する金額がダメな時は、向こうから「無理」と言ってきます。
クラシックカータクシーの場合、珍しさをウリにしているので、やや高めかも。
私たちの場合、彼(Co Co Taxiドライバー)には5ペソで、やや遠くのMIRAMAR地区まで行ってもらうように交渉。最初に言われたのはやはり「10ペソ」だったので、初交渉は成功でした。MIRAMAR地区は一時代前に富裕層が住み、今は各国の大使館があるエリア。
その時は、Sunwingのローカルスタッフとホテルでの待ち合わせがあり、1時間半後にはまたホテルに戻らなければなりませんでした。それをドライバーに伝えたら、効率良くMIRAMAR地区をドライブ&案内した上で、ホテルに戻るまでを任せてほしいと。それを15ペソでお願いしました。
こんな感じで、一人のドライバー&タクシーをチャーターすることも可能。中心地へ行けば「1時間で街を案内するよ」と言い寄ってくるタクシーがわんさかいます。
ちなみに、タクシーも国営。国営企業の車には青のナンバーが付いていて、他にもどんな車か分かるようにプレートが色分けされてるんです。
青→国営企業の車両
黄色→個人所有の車両
赤→レンタカー
黒→在外公館の車両
などなど。
また長くなってしまいそうなので、次回につづきます。
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