2009年6月30日火曜日

Manitou Beach

サスカチュワンには、海水よりも塩分量の濃い(3倍とも言われ、あの死海より塩分量は多いらしい)Manitou Lakeがあります。

日曜日はお天気もよく、彼のおじいちゃんと彼の3人でManitou Lakeまでドライブしました。
(↑上写真: ドライブ中Highwayから撮影。ずっと緑の草原と青空の景色)

このManitou Lakeはおじいちゃんが幼少の頃、家族で夏休みを過ごした思い出の地でもあるとのこと。

Saskatoonから1時間半車を走らせ、いくつかの小さな町を過ぎて、その湖に到着。湖のすぐ近くを車で走ると、なんと湖畔には白い塩のかたまりが浮いている!ボートの沈み具合は普通の湖で見るのと違う、らしいです。



Manitou Beachとはその湖にあるビーチで、その周辺だけ小さいレストランやお土産屋さんが軒を連ねています。

ビーチは多くの家族連れやカップルで賑わい、塩分量が多い水でプカプカ浮くのを楽しむ人の姿が目に入ってきます。実際水に入ると、歩こうとするだけで足が浮き上がる感じがするそうです。水着を持参していなかった私は、いいな〜楽しそうだな〜♪と羨ましく眺めていましたが、試しに指1本突っ込んだだけで傷(治りかけ)が滲みまして。全身浸かって大丈夫なのかと心配になり、今度は傷のない状態で来ようと決心したのでした。

湖には小さなエビちゃんがいて、1回水をすくうと5〜6匹が捕れるそう。かっぱえびせんのような小さなエビ(って意味がわかりませんが)がこんな湖にいるなんて!とちょっとワクワク♪湖にもエビはいるんですね。おじいちゃんも「80年前もよく泳いでエビを捕ったもんだよー」と言っておりました。

湖だけでなく、ビーチ周辺の小さな町並みも廃れずに残っていたので、昔と変わらない風景に感激し、いつまでも眺めているおじいちゃんでした。今、少し具合の悪いおじいちゃん。少年だった頃の夏の思い出がよみがえっていたのかな。今日ここに来たことで、少しでも元気になってくれるといいな・・・。





2009年6月29日月曜日

Saskatoon!

先週金曜日から、Saskatchewan(サスカチュワン)州のSaskatoon(サスカトゥーン)という場所へ行ってきました。
バンクーバーがあるBritish Columbia(ブリティッシュコロンビア)州の東側にAlberta州(アルバータ州)があり、その次につづくのがSaskatchewan州です。州都はRegina(レジャイナ)ですが、1番人口が多いのがサスカトゥーン市です。

昨年クリスマスの時期に訪れた際は、気温がマイナス40℃で、口や鼻で息をすると空気を吸い込んだ瞬間に、口と鼻の中が凍りつく・・・といった経験をしましたが、今回は夏ということで穏やかで過ごしやすい気候でした。到着前日は30℃を越えたらしいのですが、滞在中は20℃くらい。日本と違って乾燥しているので気温が高くても、日陰は涼しく、汗べったりな暑さにはなりません。

海や山のあるバンクーバーと違い、平野と川の景色が広がるサスカトゥーン。クリスマスには真っ白な雪景色(木々は白い雪を被り、川は白く凍っていました)だったこの場所も、今の季節は深緑の木々と黄緑色に広がる草原、そこを流れる深青色の川が目に飛び込んできます。季節によって全く違った雰囲気を見せてくれるこの小さな街は、派手な高層ビルこそないものの、何年も前から人々によって守られていた自然のお陰により、昔と変わらない四季折々の美しさを楽しむことができます。私も夏と冬、二つの顔を見ることができて、満足満足♪ 

でもやっぱり、カナダより長い歴史を持つ日本の、田舎の風景は情緒あふれる四季の美しさがあって大好き!
色々な場所に行って色々な景色を見ると、もっと広い世界をこの目で見てみたくなる。旅っていいね。

つづく

2009年6月26日金曜日

DEPARTURES


先日、友達に誘われ「DEPARTURES -おくりびと-」を観てきました。バンクーバーで上映されている映画館は少なく、さらに水曜日までだったので、滑り込み!で鑑賞できたわけです。誘ってくれたAちゃん、ありがとう♪

以前、飛行機の中で中途半端に観てしまったこの映画、エンジン音のせいで音声が聞き取りにくいのと、他にも観たい映画があってまともにストーリーがわからず終いだったので、落ち着いて映画館でこの作品を観るチャンスがあって本当によかった!しかも、たったの$8で観れるんです〜。日本の"映画の日""レディースデー"と比較しても、とってもお得♪

お客さんは日本人らしき人もいたけれど、ほとんどは現地の方々と思われるお客さんたち。上映が始まっても席はだいぶ空いていました。

いよいよ上映スタート。ところどころで笑いが起き(しかもみなさんリアクションが激しい)、そしてクライマックスのシーンでは会場全体からすすり泣きが聞こえ・・・。国や文化を越えて、観る人々の心に響くものが、この作品にはあるんだな、と感じました。

山形という場所は自分に馴染みがないけど、少なくとも日本の風景だったり、葬儀の様子などは、映画を見ていて、すんなりと入ってくる。でも、きっとカナダで生まれ育った人たちからすると、すべてのもの(田舎の風景、家族のつながり、仕事に対する考え、おくられる人とおくる人という表現、日本独特の葬儀の様子など)が新鮮で、異文化をまた一つ知るきっかけになったのでは?と思います。

国も文化も違うのに、同じシーンでみんなが泣いてるとわかった時、日本の作品を通じて会場が一つになってる事にとても感動しました。もちろん、私もたくさん泣きました。

アカデミー賞受賞のおかげでこのバンクーバーの街でも上映され、この作品の認知度が上がったことが何よりです♪ 個人的には英語字幕で勉強になったし、海外で「おくりびと」に対するお客さんの反応を生で見れたし、このストーリーを観れたことが収穫かな。

ちょっと残念だったのは、前の席に座っていた日本人おばちゃま3人組が(何故この方たちはバンクーバーにいるの?なんて疑問も)、かなりオバタリアン(死語)だったこと・・・。食べ物沢山持ち込んで、大きな声でおしゃべりして、まるでピクニックしてるよう。同じ日本人として、ちょっと恥ずかしいかったな・・・。


2009年6月25日木曜日

Surprise Party!


6月22日月曜日、人生初のサプライズパーティーを開きました。

先週誕生日を迎えた彼のため、パーティーの1週間程前から彼の友人に相談し、秘密のバースデーパーティー計画を練っておりました☆ 結果は大成功!外出先から戻る彼を自宅でみんなで待ち伏せし、普段通り私が「おかえりなさい〜」と迎え、部屋に隠れたみんながクラッカーと共に、Surprise!!!と現れる。まさに映画に出てくるようなサプライズパーティーになりました♪

単純に見える計画ですが、友人を招き、隠れてもらうのに、いかに仕事後の彼を外出させるかを考えるのが意外に難しく、たどり着いた作戦が以下の通り↓

  1. 普段から家でよく鍵を紛失する彼の癖を利用し、パーティー前夜に彼の鍵を隠す
  2. 鍵がないとアパートの建物にも入れないので、仕事後は(7時頃まで友人に会うという想定になっていた)私と外で待合わせ、という予定にしておく ※私は自分の鍵アリ
  3. 6時半友人たちに家に来てもらう ※私が友人に会うのは嘘でみんなを自宅で待機
  4. みんなが揃ったところで、彼に「もう家にいるから、いつでも帰ってきていいよ」と伝える
  5. 彼を待つ間、どうやってサプライズするかの最終作戦をみんなで練る!

と、こんな感じ。まさかこんなパーティーが待っているとは知らず、当の本人はかなり驚いて、とってもHappyそうでした。やってよかったな〜。

サングリア、バースデーケーキ(といってもブラウニーにイチゴをのせただけ)、ブルスケッタ、ほうれん草のキッシュ、ローストチキン、フライドポテト、カマンベールチーズ&クラッカーなどを用意。できるだけ手作りで、と朝から張り切ってキッチンでお仕事しました!みんなにもワインを1本ずつ用意してもらって、とっても楽しい思い出深い夜になったな〜と思います。

協力してくれたのは彼の友人M君、R君、A君。そして私の中学からの友達Tちゃん。みんなありがとう☆


2009年6月19日金曜日

5月のビーチ

バンクーバーには沢山のビーチがあり、気軽に足を運ぶことができます。東京にいると、海に行くには車で数時間走らせたり、電車を乗り継がないと行けないので、ビーチは身近なものとして存在していませんでした。

そんな”特別”な場所が、海に囲まれているバンクーバーの街には近い場所に数々存在していて、夏&海が大好きな私にとって最高の街と言っても過言ではありません。

5月後半からは夏真っ盛りのような暑さが続き、夜10時頃まで空が明るく、最高のシーズンを迎えています♪

5月に今年のビーチデビューを果たしてから、もう何度も足を運んでいるKitsilano BeachとWreck Beach。ピクニックしたり夕陽が沈むのを見たり。余暇の楽しみ方が東京にいるときと全く違う!まだまだ夏はこれから。楽しむぞー!

写真は5月のKitsilano Beach(通称Kits Beach)。5月にも関わらず日焼けするために水着を着て寝転ぶ若者がわんさか。

2009年6月18日木曜日

はじめました

こんにちは〜。

まさか自分がブログを始めるなんて思ってもみなかったけれど、今更ながら時代の波に乗ってみました!

故郷を離れて海の向こうで生活する毎日の中で、遠くにいる大切な人々と繋がっているために、一番大事なのは”気持ち”、そして次に電話やメールなどを活用して頻繁に連絡を取ること、と心がけている私。

でも、なかなか多くの人に自分の状況を伝えられないのが現実。なので少しでも日々の事を自分から発信できたらと、新たにブログというツールを活用してみようと思ったわけです。

毎日毎日の更新は無理かもしれないけれど、新たな試みを見守っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします〜。