2011年2月27日日曜日

粉雪とスケート

最近の日記でも何度か触れたように、あれだけ寒い日が続いた先週一週間。

「雪が降らない方がおかしいよね・・」と、土曜日の早朝、知り合いの方とたまたま
お話してたその後、本当にチラチラと雪が降り始めました。

しかもさらさらの粉雪
「こりゃ今夜積もるねー」なんて言ってたら、これもまた的中。
昼前から午後にかけて、小さな粉雪は降り続け、道路も屋根もいつの間にか真っ白に。


実はこの日の晩、この知り合いの方のお家でちょっと遅めの「新年会」がありました。
こんな雪の中みんなが集まれるかしら・・と心配していましたが、何とかみんなが集合し、楽しい時間を過ごすことができました。

ただその間も降り続ける雪に、私たちを含め車で来た人は帰りを心配し、早めの解散をすることに。


帰りに車中から見たバンクーバーの街は、なかなか見ることのない雪景色で、滑らないように慎重にハンドルを握る夫の運転を心配しつつ、「雪の降るバンクーバーも綺麗だな〜」なんて感心しちゃいました。

雪が降ったとしても積雪しないことが多い大通りやダウンタウンも、今回ばかりはどんどん降り積もり、どこもかしこも真っ白で、夜だから街灯の明かりがまた美しく、一眼レフを持っていなかったのをすごく後悔するほど良い景色でした。


その後、夜中もけっこう降り続けたようですが、朝方には止んでいました。

朝、窓から撮った写真です。
早く暖かくなればいいな〜なんて言ったばかりだけど、珍しくきれいに積もった雪を見て冬もなかなかいいもんだな、なんて思ってしまったり。


でも、残念ながら昼前から雨が降ったため、午後には真っ白な雪は溶けて、べちゃべちゃになってしまったんですけどね。きれいな雪化粧をしたバンクーバーの街を見れたはほんの一瞬....


そしてー
もう2月も終わってしまうということで、”冬らしいこと”を最後に味わうために(?)スケートをしにRobson Squareのスケートリンクへ行きました。
スケート靴のレンタル料 1人$3で滑り放題!(自分の靴がある人はお金がかかりません)

このスケートリンク、2月28日(明日)までオープンしてます。
週末が来る度に他に予定があって企画倒れしていたので、終了ギリギリで滑れてよかった!


たまたま今日はTD(Canada Trust銀行)主催のWinter Carnivalが催されていて、無料でホットチョコレートやポップコーンを配ったり、フェイスペインティングのブースがあったり、DJがずっと音楽をかけてくれて、いつもよりは楽しい雰囲気だったようです。
とは言っても、私たちが期待していた程盛り上がってなかったんですけど(笑)。

でもTDオリジナルのキャラクターも一緒に滑っていて心は和んだことだし(←適当)、お金もかからず楽しく程よい運動になったのでなかなか満足です。

スケートは自分で滑って改めて、プロのスケート選手(特にフィギュアスケート選手)のすごさに気付くもの(テレビを観てるだけだと、自分が到底できっこない技にも「あーだこーだ」言うのは簡単だけど)。勢いよく滑りながらよくジャンプとか回転とかできるなーと尊敬しちゃう。あんな高い技術力を身につけることは一生ないけれど、もうちょっと上手く滑りたい欲が出てきたので、3月以降もまだオープンしているスケートリンクを探してみようかなーなんて思ったのでした。

2011年2月26日土曜日

Finch's Tea & Coffee House

先週金曜日、朝はマイナス8℃を記録してとっても寒い日でしたが、ブログ友のnomiyobeさんとランチのためFinch's Tea & Coffee Houseへ行ってきました。

外は顔が凍ってしまいそうなくらい冷たい空気だったにも関わらず、南向きの店内はお昼時ということもあって、窓からちょうど日差しが入ってきて、ポカポカ暖かく冬ということを忘れてしまいそうでした。


ここは無造作なアンティーク基調のインテリアが魅力のカフェ。
6年前の冬、外が真っ暗な中、暖を求めて初めてふら〜っと入り、雰囲気がステキだなーと記憶していたお店(名前は覚えておらず)。その時は大きなスープカップのようなマグに入ったチャイティーラテを飲んで、いつかまた来たいな〜なんて思いながら、いつの間にか6年が経っていました。

その間にバンクーバー在住の他の方々のお話やブログで、Finch'sのサンドイッチが美味しいと聞き、6年前のあのお店がFinch'sのことだったのか!と判明。

今回は初めてのFinch'sでのランチということで楽しみにしてました。


メニューはご覧のとおりとっても豊富。
何にしようか迷った挙句、Avocado, Edam Cheese & Cucumber with Roasted Walnuts のバゲットサンドイッチと、懐かしの(?)チャイティーラテにしました。

マグは6年前のものと変わってしまってました


このサンドイッチ、大きくて具もたっぷり、とにかく食べにくかったけど、パンの固さが程よく、香りも最高で本当に美味しかったです。

今回はたまたまベジタリアンなものを選びましたが、いつかプロシュートのサンドイッチにも挑戦したいな。

ちょっと境遇が似ているnomiyobeさんとのおしゃべりで、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。店内のすてきな写真は、nomiyobeさんのブログに掲載してくれているのでご覧になってみてください。


帰りは日が陰って本当に寒く、風が吹くたびに顔が痛かった(涙)。こんなに寒いバンクーバーは珍しいし、久しぶり。春一番が吹いた日本とは大違い。早く暖かくなってほしいなぁ。

2011年2月25日金曜日

久々のパン焼き レーズンパン


しばらく日記の更新が滞ってました....

キューバ旅行を綴った長編大作を終えて(?)ついつい満足感に浸り、ブログに関してはダラダラと気が抜けたまま時間が経過してました。

というか普段の生活で特に書くネタがなかっただけ・・と言った方が良いのかもしれません(笑)



最近は、珍しく晴れが続いているバンクーバー。空気も澄んでいて、とても気持ちが良いのだけど、晴れの日に限ってとーっても寒い!

0℃ 〜 −1℃あたりを行き来しているかと思えば、今朝は-8℃。どうりで昨晩ものすごく冷え込んだわけだ...


そんな寒い日だった昨日、急に思い立って久しぶりにパンを焼きました。

外出の際、天気が良いから寒くても歩きたくなって、(冬のバンクーバーでは)貴重な(笑)陽の光を浴びていたら、むくむくやる気が出てきて、家に帰ったら作業に取りかかってました。

焼いたのはレーズンパン。
他のおやつパンもいいな〜と思ってたのだけど、冷蔵庫にあった賞味期限切れのレーズンを実は前々からさっさと消費したかったもので...お恥ずかしい話ですが。

パンを習ってた頃から大分経っていて、継続して作ってるわけでもなく本当に久しぶりの手捏ねだったので、できるかなぁ?と心配していたけど、なんとか手が覚えててくれました。

あとセントラルヒートが効いているはずのに、外気温の影響で室内が心なしかいつもより冷えている気がしたので、発酵であまり膨らまないってことのないよう、暖房をつけてキッチンをこれでもかってほど暖めました。そしたら一次発酵でも二次発酵でもちゃんと膨らんでくれた!


作り始める前は、
「久々のパン作り → 捏ねが足りず or 寒くて膨らまない(もしくは成形がうまくいかない)→失敗

っていうシナリオを頭の片隅で想像してたところもあったので、久々の割にはまあまあ上手くできてモチベーションが上がりました。

そんでもって、長らく忘れていた、焼きたてパンのい〜い匂いが部屋に充満する幸せに浸るの巻〜♪

お味の方は、焼きたてパンならではのおいしさはもちろんのこと、やや古めのレーズンも問題ありませんでした(笑)。焼いたのは8個なので、朝、昼・・とすぐ消費してしまいそうです。

今度は賞味期限が切れた材料ではなく、ちゃんとした新鮮な具でおいしいパンを焼きたいと思います。

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ちょっと関係ないですが....
昨日HOME SENSEで買った、涼しげなイタリア製のガラス食器
1個$3.99 とお買い得〜♪(でも購入までに1週間ほど悩む)。
だいぶ先だけど、夏に活躍してくれそうです。

2011年2月18日金曜日

キューバ おまけ

最後に滞在記とは別で書こうと思っていた(ってまだ書くんかいっ とツッコミをいただくかもしれませんが)誰かのお役に立つかもしれない情報と、ちょっと書き足りなかったことをメモしてみます。


☆キューバの通貨

キューバには国民用(CUP)と外国人専用(CUC=兌換ペソ)2種類のペソがあることは、コチラでも書きました。

2011年2月時点での為替レート(ペソ ⇔ カナダドル)

$1.00 CUC = $1.120 CAD
→カナダドルに対してキューバペソが強い

ちなみに日本円だと
$1.00 CUC = 約¥90 です。

仲がよろしくないアメリカのドルは両替に10%の手数料が発生してしまいます。カナダとは友好的でよかった...

この国民用と外国人用の通貨の間には24倍もの価値の差があり、最初聞いた時はかなり驚いてしまいましたが、つまり$1.00 CUC$24.00 CUP に相当するんです。カナダや日本から来た観光客にとって、100円前後の価値の1コインが、キューバの人たちにとっては2100円位のお金になるということ。

外国人がキューバ国内で支払いをする際、基本的にはCUC(兌換ペソ)だけ使用することができるのですが、両替が許されていないわけではなく、私たちの場合チップの支払いに役立つかもしれないと、空港で$20 CUCを両替したところ、$480 CUPを手にしてしまい、その札束にちょっと手が震えました(笑)。これ、キューバの人たちにとってはかなりの大金ですから...

さすが観光業が主な国益の収入源だけあって、国のための外貨を獲得する方法として賢い政策だなーと感心してしまいました。

これが政府公認の両替所「CADECA」。
セキュリティが厳重で一度の両替につき、一人しか入ることを許されません。
また、「もっといいレートで両替できるよ」と近づいてくる怪しい人がいますが、必ず騙されるそうなので、絶対に信用してはいけません。

CUC(兌換ペソ)でお金を稼ぐお店やレストランは、外国人相手の商売というだけで所得が増えることになります。両替所には、いつも地元の人による行列もできます。

ちなみに、キューバペソの入手はキューバ国内でしかすることができません。クレジットカードが使えないお店もけっこうあるので、現金を十分なだけ用意しましょう。
また、切れ目が入ったり破れたお札は両替してもらえないので注意が必要です。


☆キューバのトイレ事情

最後まで写真を撮ろうか撮るまいか迷い、見たくない方もいると思ってやめました。

私たちが滞在したHotel Nacional de Cubaはランクが高いホテルだっただけあり、とてもキレイでトイレットペーパーも常に備え付けてある状態。最近になって今さらだけど「トイレの神様」を聴いてホロリとしている私ですが、まさにこの歌のように(?)いつもお掃除のお姉さんがピカピカにしてくれている、それがホテルのトイレ。

が、一度街に出ると、それはそれは色んな種類のお手洗いに遭遇します。

公衆便所というものはあまり見かけず、だいたいお客と利用してなくてもカフェやレストランのトイレを、飛び込みで利用させてもらえます。利用客ではないのに、観光客というだけで快く使わせてもらえるのが、ありがたいところ。

ちなみに、スペイン語でトイレは Servicio(セルビシオ)。
「Donte esta el servicio?(トイレはどこですか)」はよく覚えてしまったスペイン語の一つです(笑)

そしてカフェやレストランのトイレ前に必ずいる「おばさん」の存在。最初はお掃除の人が休憩してるのかと思ったら、実はトイレットペーパー(空港でのエピソードはコチラ)、しかも一定の量を配布してくれるおばさん(お掃除の人は別にいる)。 

チップ用の受け皿が置いてあり、小銭(10セント〜25セント)を渡すようになっています。トイレ使用料ではなく、あくまでトイレットペーパーをくれるおばさんへのチップ。←旦那はずっと使用料だと思ってたみたい.... たまにおばさんも休憩で不在の場合もあるので、その時は持参したティッシュが役立ちました


トイレに限らず、手を洗いたい時に石けんが必ず常備してある洗面所があるとは限らないので、ティッシュ・ウェットティッシュ・サニタイザー(消毒用ジェル)はかなり重宝しました。 

海外だと全然珍しくないけど、レストランでおしぼりをもらえる事など皆無に等しいので、キューバに限らず、少なくともティッシュ・ウェットティッシュは必ず持参したいものですね。

☆葉巻やラム

葉巻にはあまり興味がない私ですが、とりあえず興味本位にお値段だけ比べてみたら、とにかく安くてびっくり。日本はどうかわかりませんが、カナダで売られている葉巻の10分の1の値段がほとんど(これも以前日記で書きましたが)。


有名なラム酒の「Havana Club」も種類によりますが安いもので一本$3.00〜$8.00 CUCほど。お酒が高いカナダに住んでいると、アルコールの安さに感激しちゃいます。

国外への持ち出しで申告の必要がないのは、下記の通り:
※一人あたり
● 2 bottles (750 ml each) of rum / ラム酒 750ml 2本
● Up to 20 cigars without receipt / レシートなしで最大20本の葉巻
● Up to 50 cigars with receipt / レシートありで最大50本の葉巻


☆キューバのショー

私たちがハバナにいる間に、何でもいいから絶対に行こうと思っていたのがショー。
毎晩、どこかでショーが行われているらしいですが、私たちが行ったのはハバナ最大のキャバレー「TROPICANA」。

(他から拝借した写真です)

ラテン&アフリカン音楽に合わせて、セクシー派手派手なお兄さんお姉さんがダンス....それをカクテル飲みながら鑑賞。いやー熱い!楽しい♪♪ 

おみやげのラム酒1本、キューバ産コーラ、さらには男性には葉巻、女性にはバラ一本(微妙・・・)付きでちょっとお得な気分。

いかにも観光客向けで好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私たちは入場料が高くても行ってよかった、と満足です(幸運にもステージのすぐ横の席でした)。

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キューバへ行く前に、私は色々な人のブログを読んで参考にさせてもらい、事前に現地での体験談や生情報を入手できて、安心して旅ができたのと、心強かったのと、楽しみがさらに増えたのと・・・とかなり役立ったので、私も自分が得た情報を書き記すことで、ほーんの少しでも、これから先キューバに旅行へ行く人の為の有用な情報が提供できたら、これ以上嬉しいことはありません。


週が明けたら、帰国してもう二週間になるというのに、ずっとずっとキューバネタ日記にお付き合い頂き、ありがとうございました。


最後の最後に(これがホント)、ハバナで見かけた犬ちゃんたちをお見せして終わりにしたいと思います(^v^)

2匹仲良くスタスタ...

マーケットで売られていた子犬。買って帰りたいくらいかわいかったなぁ。

ハバナでは街角を歩くたびに「みんな野良犬なの?」と思ってしまうような首輪のないワンちゃんがウロウロしてます。
 

でも半日お世話になったガイドさんに聞いたら、ほとんどは飼われてるんだって。

↓このワンコも、通りの真ん中で一人(一匹)で寝てたから、写真でも撮ろうと思ったら、ちょうどご主人に呼ばれて立ち上がってしまったの。

そうそう、暑さのせいか、ウロウロ歩いている犬と同じ(いやそれ以上?)くらい、所構わず睡眠中の犬が沢山。

ここにも

ここにも

ここにも

あそこにも(笑)。このコはカフェの敷地内で堂々とスヤスヤ。

どのワンコも周囲に飼い主らしき人は特定できず、もはや完全放置。

あまりにじっと動かず横たわってるものだから、お腹が空いて弱ってるのか、死んでしまってるのではないかと心配してしまったのだけど、近づいて見るとちゃんと息をしてるので安心。何度もそんな経験をしてしまった....
とにかく近づいても全然起きやしないし、警戒すらしない。人慣れしてるんだね。


物質的に豊かではないキューバで、飢えて人間を襲うわけでもなく、犬がバランス良く人間社会に溶け込んで、飼い主や地域の人と信頼し合った関係を築いている様子も、またまた私を「キューバってのんびり平和なんだなー」と思わせてくれたのでした。

2011年2月15日火曜日

Varadero on honeymoon


キューバから帰ってきて一週間が経ってしまったというのに、まだ未練たらしくキューバのあれこれを綴っている私でございます・・・。

キューバに滞在していた7日間は充実していて、一週間以上に感じられたものですが、帰ってきた後の一週間なんてあっという間! 

にしても、ちょっと遠い記憶になりつつあるキューバの旅。
4泊首都ハバナに滞在した後、3泊(実際は2泊+半)過ごしたバラデロについてを書きたいと思います。

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バラデロはハバナから東へ車で4時間ほど行ったところにある、ビーチリゾート。

完全に外国人観光客向けのリゾートで、ハバナのようにキューバ人が生活する場所ではないので、地元の人たちとの交流というものが全くなくなります。悲しいかな、キューバの人=ホテルの従業員、外国人観光客=お客さんという完全に二分された関係が成り立ってしまう場所。美しい海とビーチはあるけれど、キューバらしい魅力は半減・・・と言ったところでしょうか。


それでも、南へ行かなければ味わうことのできない白い砂とターコイズブルーの海、そして2月ということを忘れてしまいそうな暑さに、ふりそそぐ太陽の光。まさに常夏の楽園♪♪ 寒くて長い冬を乗り越えなければならない(←大げさ)カナダ人に人気なのが、とってもわかります。



バラデロ到着は2月4日 16:30。
泊まったホテルはMelia Varadero、五つ星ホテルですっ!

でも...部屋をご覧頂くとおわかりの通り、いたって普通のホテルです。
「五つ星ホテルでこの程度ってことは・・・」やはり旅行代理店のスタッフが言ってたことが分かった気がしました。
新婚旅行だからと、部屋に花びらが飾ってあるとか、そんなサービスもありませんでした(涙)

ロビー


到着日に撮影した写真なので、日が暮れていてやや暗めですが、このリゾートはホテル・プール・ビーチが直結していて、すごく便利。ビーチ&海の景色がすぐそこに見えるなんてステキ!
 

夕陽に照らされるこの時間帯の海はちょっと寒々しく見えたけど、「明日からに乞うご期待!」でワクワク♪

さてさて、バラデロに移動してからは、「All Inclusive(オールインクルーシブ)」といって、宿泊や三度の食事の他、バーやカフェでの飲食費が全て込みというプランになっています。

そのAll Inclusiveのパス代わりのバンドを、滞在中にずっと腕にはめておきます。

食べ放題 飲み放題ってことは、食べた者 飲んだ者勝ちなわけですが、ワタクシ、このバラデロへ移動して来た日に謎の発熱(微熱ですが)を発症、さらにお腹の具合までイマイチになり、口に入れる物に関してはかなり慎重にならざるを得なくなってしまったんです(涙)。

あれだけ警戒してた水道水が原因?とガッカリ、恐怖まで感じましたが、自分の体は自分が一番よくわかる。水にあたったのではなく、むしろ肉中心のボリュームたっぷりなキューバの食事に、胃がクタクタ...そんな症状だったと思ってます。

食欲は私の健康バロメーターなのに、初日は食欲は全然なくて困った困った。
せっかくのビーチにも繰り出せずに寝込んでしまうことになったら....と落ち込みましたが、翌日には発熱はすぐになくなり、お腹も徐々に回復して、ちゃんと楽しめたのでご心配なく♪



さて、病み上がり(というか少々病み中)でしたが、次の日からの二日間はビーチ三昧〜!!

見てください、この透き通った青い海をっ
 

朝食後の一仕事は、このココナッツの木の下の日よけスポットを確保すること。

でも肌を焼きたいカナダ人、ヨーロッパ人、南米の人はおかまいなし。一日中、ガンガン日焼けしてます!
 

若い人が多いビーチだと勝手に想像してたけど、実は中年・お年寄りの人たちが多くてビックリでした。みんな元気〜!
たまたまカナダ東部から来た人や南米の人と話す機会があったけど、みんなこのビーチに一週間とか二週間とか滞在するんですって。


ビーチでもAll Inclusiveが適用されるので、ビールもMojitoもピニャコラーダも飲み放題。さすがに私は昨日まで熱があったのでアルコールを控えましたが、ずっとパイナップルジュースを飲んでました。

こんな天然100%ココナッツジュースまでありました。

少し食欲が回復しつつあった日のランチ。プールサイドにあるグリル中心のレストランにて。
スープ(左) ←私はスープだけ... トホホ
マヒマヒ(魚)のグリル(右)
 

All Inclusiveだと、レストランの食事もバーの飲み物も、ハバナのホテルにある物より少し質が落ちるという印象があったのですが、このレストランは当たり!こんなにしっかり食べて、支払いがないのが不思議。All Inclusive最高〜♪

ヨットやカヤックも無料で借りられます。
私たちも二人乗りカヤックを経験しました。底まで見える海でのカヤックは深いところまで行くとかなりハラハラ...

写真だと分かりづらいですが、二日目はかなり波が立っていたので、船酔いしそうな私のせいで諦めました。

いつどこで見ても、夕陽ってきれい。
きれいな海ならなおさら...

ここら辺の海は、赤道付近なので潮の満ち引きがないのが特徴。
一日をビーチで過ごしていると、海の動きは変わらないのに太陽の動きがやたら顕著で、こうやって一日が過ぎていくのだなぁ...としみじみしてしまいました。


確かにハバナで味わったような、未知の世界への冒険心みたいなものを感じることのない、至れり尽くせりなリゾートではありましたが、ビーチで何をするでもなく、気ままに波と戯れて、飲んで食べて寝そべって・・・の二日間はまさに贅沢な休暇で、エネルギーを満タンにチャージした気分でした!

ここに一週間以上滞在するなんて、”何もしない休暇”に慣れてない日本人には無理でしょう・・・?と思ってたけど、少なくともあと2日はバラデロにいたかった、というのが正直な気持ち。

最後にホテルのバーで飲んだMojito。さよなら、安くておいしいモヒートちゃん。


最終日の夜は、なんと夜中の3:00出発(だから厳密には2泊半)。
就寝するか、そのまま徹夜するか悩みましたが、2時間だけ仮眠して、眠い目をこすってバスに乗車、懐かしのバラデロ空港へ。

生活用品はやたらと少ないのに、観光客向けのおみやげ(葉巻とラムが中心)は充実している空港。同じ免税店でも、狭い空港内のお店で売ってる値段も違うし・・。私が水を買おうとしたお店で、言われた値段を持ち合わせてなかったら、「今持ってる金額(元の半分くらい)でいいよ」だって。適当だな〜(笑)


帰りの便は気流の関係で、行きよりも1時間長くかかってバンクーバーに到着。
「どうせバンクーバーは曇りか雨でしょ〜」なんて会話をしていたら、見事な晴天で、一気に落ち込まずに済みました。ほっ。


この旅のお陰で身近に感じられるようになったキューバ。
ハバナ訪問はあまりに充実していて、新婚旅行ということをすっかり忘れて社会科見学のようだったかも・・・。

カストロ氏の体制がいつまで続くかは分からないし、この社会主義体制が崩壊すれば一気に民営化が進み、そうなれば今存在するキューバらしい魅力が無くなるとも言われています。そうなる前に、また来れたらいいね、と二人して願わずにはいられませんでした。

今回、新婚旅行の行き先にキューバを選んで正解だったな〜。
日本からだとメキシコ経由で飛ぶことになり、やや長旅になりますが、カナダにいる人にはかなりオススメです。