2011年5月31日火曜日

Teahouse in Stanley Park

雨ばかり降っていたという印象の5月でしたが、ここのところやっとお天気の日が多くなってきて、今さらだけど春がきて(もう初夏になっちゃった?)過ごしやすくなってきたな〜と思うバンクーバーです。

この週末もお天気が良く、日曜日はものすごーく久しぶりにStanley Parkをドライブし、Teahouse in Stanley Parkで外食をしました。


先日ディナーを予定していたのに、急遽キャンセルしてしまった夫の同僚ファミリー(旦那さま、奥様、3才になったばかりの男の子)とブランチをするためです♪

このTeahouse in Stanley Parkは海と森の景色が眺められる本当にステキなレストランなんだけど、私たち夫婦にはちょっと苦い思い出がありまして・・・。

というのも、昨年7月に挙げた結婚式の会場として第一希望だったTeahouseですが、彼が担当者に日にちを指定して仮予約を入れていたにも関わらず、担当者不在の間に、別のレストラン従業員が他のカップルを優先してしまうという、まさにあってはならないダブルブッキングが発生してしまったんですな。

あちらが先にデポジットを払ってしまったせいで、私たちは成す術もなく・・・(涙)。
初めてそれを知った時は「こんな事態、日本の結婚式場じゃ絶対にありえん!起きたとしたらものすごい謝罪ものなはずっ」と怒りがこみ上げてきましたが、最後はさすがカナダだなぁと呆れて「もう次、次」と心替えしましたヨ。良いレストランだけあって、ちゃんと謝罪はしてくれたしね。

私たちはどうしてもStanley Parkで結婚式をしたかったので、次に探したレストランは同じくPark内のThe Fish Houseでしたが、結果的にはこちらにして120%満足でした。という訳で、結果オーライだったのですが。

・・・と、前置きが長くなってしまいましたが、そんな苦い思い出のあるレストランでも、美味しくブランチを頂きました。

私の頼んだBelgian Waffle(アプリコット付き)

夫のStanley Park Breakfast

ボリュームたっぷり過ぎて完食できませんでしたが、とても美味しかった。
みんなでシェアしたクロワッサン(&ホームメイドジャム)もバターたっぷり&パリパリ表面&中はモッチリで美味でした〜。

サービスもなかなかで、小さな子が飽きないように、ぬり絵セットを用意してくれたり、キッズメニューを優先して用意してくれたり、ウェイトレスのお姉さんが折り紙でカエルをプレゼントしてくれたり、とても親切な印象でした。

また来てもいいかも〜。というか、来たいかな(笑)。



ところで、一緒に食事をした同僚ファミリーは、奥様が日本人で、さらに昨年まで東京に駐在されていたということもあって、境遇が似ているんです。

勤務先から与えられる都内の住居の選択肢の中で、最終的にどれにしたらいいか、とか、引越の際カナダから持って行った方がいいもの、とかとにかく経験者から得られる情報はとっても有難かったです。

一応日本国籍保持者の私ですが、カナダ人家族として日本へ行くので、市や区のサービスが受けられるのかどうかも不安でしたが、日本人の私はちゃんと適用されるみたいなので、安心しました。

本当に久しぶりに、ちゃんとしたレストランで食事したのと、お天気も眺めも最高だったのと、同じ境遇の先輩方から色々と聞けたのとで、とっても充実した日曜の午後だったなー。


私はそのまま家に帰りましたが、夫はそのまま男友達とDeep Coveまでカニ釣りへ。
6匹釣れたらしいのだけど、我が家はカニを食べないことにして(カニ調理を私が断念)、今日ブランチした同僚ファミリーにあげることにしました。息子さん、とっても喜んでくれたみたいでよかった!塩茹でして早速食べたとか。

いつかはカニ釣り&カニ調理、挑戦したいです・・・・

2011年5月6日金曜日

残すところ・・・

気付いたら、ブログを一ヶ月もの間放置してしまっていました...。

さて、タイトルについて、何が”残すところ・・・”なのかというと、

私たち夫婦の バンクーバー生活 です。
実は、私たちのバンクーバー生活が、残すところ約2ヶ月となってしまいました。というのも、夫の東京への配属が正式に決まったのです!

前々からその話は出ていて、親しい人たちにはちょこちょこお伝えしておりましたが、正式に転勤の辞令が出てからというもの、最近ではかなり具体的に引越の準備や航空券の手配といった準備が進められ、やっと自分たちでも実感が湧いてきたという感じです。


原発の事故の深刻化を理由に、在日外国人とその家族が日本から母国へ帰国する動きが目立った時期がありましたが(今現在はどうなのでしょう)、ちょうどその頃、少しだけ転勤の可能性が薄くなりそうな雰囲気もありました。また、カナダにいる家族や親戚には日本行きを心配する声もあって・・・でも当の私たちは全く心配しておらず(実家の両親や友人の話もとても参考になった)、ただただ「どうなるだろうね〜」と上層部の決定が下るを待っていました。そうこうしているうちに、思いのほか東京配属の話はさっさと決まり、決まってからの動きはけっこう早かったという印象です。

東京での住居もそろそろ決まりそうです♪

せっかくバンクーバーで始まった新婚生活も落ち着きだし、こちらでの友だちや知り合いも増えて、永住権も獲れたところで、さあこれから!って時に、この街を去らなければならないのはとってもとっても残念...ではありますが、いずれはバンクーバーに戻るのと、やっぱり日本が大好きなのと、若いうちに(?)東京での刺激が欲しいので、とにかく初めて二人で送る東京生活は、か・な・り 楽しみです!

何より、期間限定であれ、カナダに嫁に行ったにも関わらず、自分の家族や古くからの友人がいる街に住めるのも幸せだなーって思います。

バンクーバー生活が長いからこそ、日本では何が一番楽しみ?と聞かれて、真っ先に「デパ地下」と「日本の食べ物」と「日本のすぐれた商品」と答えた私ですが(笑)。

海外生活が長い人や、こちらに永住している友だちには「日本に住めるなんて羨ましい〜!」ってよく言われます。カナダにはカナダの良さがあるけど、日本には日本にしかない良さがありますしね。日本人だったらなおさら、日本が恋しくなるのは間違いないわけで、自分のおかれたラッキーな環境にありがたみを感じています。

日本にいる間に、美味しいものいっぱい食べて、国内各地やアジア近隣諸国をたくさん旅行したいな〜と夢は広がるばかり。

バンクーバーも5月に入り、そろそろ良い季節になってきたところなので、引越までの約2ヶ月は(週末だけ数えても10とないかも)思い残すことなく、バンクーバーでの毎日を過ごしたいと思います。バンクーバーのみなさま、短い期間しかないですが、お付き合いのほどよろしくお願いします。

日本のみなさま、7月上旬からいよいよ東京に参ります。こんな機会はなかなかないと思うので、たくさんお世話になります!

猛暑厳しい日本の夏に引越するというのが憂鬱ではありますが・・がんばります。