2011年7月30日土曜日

Big Birthday

毎年この日が来るたび、「一年って早いなぁ...」「人生、もう○○年過ぎたのかぁ...」と思ってしまう、年齢を一つ重ねる日。

この日とは、もちろん誕生日のことです。

今年は大きな節目の歳を迎え、色々な環境の変化もあって、カナダでお祝いしてもらうような盛大なパーティーはなかったけれど(※カナダでは25歳は4分の1世紀を生きたお祝い、30・40・50歳は大きな節目でBig 30・40・50...とお祝いします)とても特別な気持ちで誕生日を迎えることができました。


ところが、誕生日当日は、午前中久しぶりのネイルケアのため最寄駅のサロンまで外出し、気分もリフレッシュ...のはずが、午後から急に頭痛と吐き気が襲い始め、寝込んでしまいました。せっかくの誕生日なのに...(涙)

両親曰く、この症状は熱中症だとか!
最近は台風の影響で曇りがちの天気で、気温もそこまで上昇していないから油断していましたが、湿度が高いと体内の体温調節が上手く機能せずに熱中症になってしまうそうな。


夫が計画してくれていたディナーも、100%楽しめないともったいないからと、急遽キャンセルすることに(実際は延期です)。ごめんネ〜 いつも(じゃないけど)肝心な時に体調を崩しがちな私なのです。

次の日は、私の両親が企画してくれたバースデーパーティー(ランチ)の予定があったので、何が何でも回復するぞ!と水分補給と睡眠をしっかり頑張りました。

というわけで誕生日は静養するだけの寂しい半日を過ごしましたが、その甲斐あって、次の日は何とか元気になりました。

両親が予約してくれていたのは、銀座にあるイタリアンレストラン サバティーニ・ディ・フィレンツェ東京

ソニービルの7Fというロケーションなのに、レストラン内は古くて伝統のある洋館のような造りで、とても落ち着けました。所々にある大きな花瓶に入ったお花もステキで・・・。

予め決められていたコース料理は、前菜→パスタ→魚料理→肉料理→ワゴンドルチェ...と盛り沢山で、そんなに食べられるかと心配していましたが、一皿一皿のお料理は少なめだったので、ちょうどよかったです。最終的には満腹になっていました。

もちろんお味は上品でとっても美味しかった!夏らしいメニューで大満足♪
※写真は撮れませんでした...

最後のデザートでは、両親からのサプライズでケーキが用意されていて、名前入りで「おたんじょうびおめでとう!」と。レストランのサービスで、ポラロイドカメラによる記念撮影もしてもらいました。

そのケーキ+ワゴンから好きなケーキを一つ選んで、全部で2種類のケーキを食べて全コース終了。熱中症から回復して、本当によかった〜!

ささやかながら、とっても思い出に残る誕生日ランチになりました。この年齢になっても両親や夫に誕生日をお祝いしてもらえるなんて嬉しいものですね。

今のご時世、悲しいことや暗い出来事が多く起きる中で、日常の中の小さな幸せを大切にしていきたいと思いました。



誕生日当日に両親から届いた大きな花束

小さい方は新潟から遊びに来てくれた大学の友人がプレゼントしてくれた花束。
夏生まれの私はヒマワリのイメージがあるそうです☆ヒマワリは大好きな花なので、嬉しい!
二つのヒマワリの花束で、引っ越したての寂しいお部屋が一気に明るくなりました。

新潟からのおみやげ。青空ジュレっていうかわいいゼリーです。夏らしいスイーツで楽しみ!


2011年7月26日火曜日

東京よりこんにちは

7月8日にバンクーバーを出発、7月9日に成田到着。

その日から、社宅である新居での生活をスタートさせていましたが、今日の今日までインターネットが繋がっておらず、久しぶりに自分のブログを覗きました。

インターネットがない生活がここまで長かったのは、かなり久しぶり。最初の4日間は落ち着かなくて、世間から取り残された気分になっていましたが、その後はすっかり慣れてしまって、むしろ快適だったかも...。


ところでー
そう、東京に来てもう2週間と4日が経ちました。

社宅はカナダ人スタッフとその家族が住んでいるのでご近所さんはカナダ人ばかり。家の中の備え付けの家具や電化製品も何故かカナダのもの。

着いてすぐに勤務先のスタッフによるオリエンテーション(英語)もあり、全く日本に来た気がしなかったものです。

今は近所にも徐々に慣れ始め、電車や地下鉄で少し遠出したりして、あ〜日本に来たんだなと実感してます。数ヶ月日本を離れていただけで、”浦島太郎”状態になるかと思いきや、やはり生まれ育った地なだけあって、言葉も通じるし、すぐに普通の生活を送れているような気がします。

懸念していた日本の夏の暑さについては(カナダにいる時から色々な人に脅されていた 笑)、成田に着いた時よりも、家で生活を始めてからの方がヒシヒシと厳しさを感じているような。ムシ暑さはもちろんのこと、とにかく日差しがジリジリと痛い。日陰がない場所を歩くのは本当にキツくて、美白意識の薄かった私が今まで全く興味のなかった日傘を、ついに今年は手に入れてしまいました....

そして噂には聞いていた節電対策。駅の構内も、電車内も、デパートも、その他どんな施設も、以前は汗がすう〜っと引くような涼しさだったのが、冷房の温度設定が高めで、そこまで涼みどころという役割を果たしてくれません。

それでも外よりは涼しいし、これで良いような気もしますけどね。今までが涼し過ぎた...というかむしろ寒過ぎたのでしょう。日本に来たばかりの私が言うのもなんですが、電力使用について考える良い機会な気がします。でもサラリーマンのように通勤ラッシュや室内温度設定28℃の中での仕事を経験することのない主婦だから、のんきにそんな事言えるのかもしれないけど...


さてさて、実は私、市民(実家)から区民デビューしました。
国際結婚だからか役所関連の変更手続きが一手間かかりましたが.....
実家を出て(カナダ以外で)生まれて初めて住む新しい土地、しかも都内での生活にわくわくしてます。

住む環境もバンクーバーという自然たっぷりな場所から、いきなり都会デビュー。夫も私もバンクーバーの緑や海がちょっぴり恋しいですが、期間限定の東京生活を楽しむ気満々です。


早速家の近くで美味しい定食屋さんを見つけたり、広島風お好み焼きのお店を見つけたり、日本の食文化に改めて舌鼓を打ってます。グルメ情報はまた後ほど、ブログにアップしていきたいと思います。


というわけで、インターネットがなかったため、しばらく音沙汰なかった私ですが、東京で元気にやっています。

またちょこちょこブログを書いていきますのでよろしくお願いします!

2011年7月4日月曜日

Canada Dayのあと

大家さんへの引き渡しを終えて、手荷物を持ってアパートを出たのは7月1日Canada Dayの朝。

いつもだったら、Canada Dayらしいことをしようと、どこどこへ行こう〜みたいな話が出るのに、朝から天気が曇りで寒かったのと、やっぱり引越しの忙しさ&疲れからそんな気分になれず。というか全然Canada Dayなんだという実感も湧きませんでした。

食にありつくには外食しか手段がないので、とりあえず家を出た後に朝食で腹ごしらえ。
Main StreetのLucy'sという古めかしいけど、かわいいレストランへ行きました。

Egg's Bennyのアボカド&トマトを食べました。
働いた後の(?)ご飯はおいしい〜♪



ところで、スーツケース数個と段ボール箱を抱えて、約一週間家なき子のように点々と移動しているわけですが、今はちょうど同じ時期に引っ越しをした義父母のバンクーバーの仮住まい(タウンハウス)に身を寄せつつ、週末はビクトリアの実家にも行きました。この先ホテル住まいも待ってます。

生活拠点がずっーとダウンタウンだったのに、そこを離れてしまったのが、何とも不思議な気分です。仮とはいえ、近所の風景がガラリと変わってしまったわけで....

今でもこの前出たアパートに住んでいる気がしてしまって、外出先の帰りにダウンタウンへ帰ろうとしてしまったり、「あっゴミ捨ててきたっけ?」とそのアパートのキッチンを思い浮かべてしまったり。それだけ、あのお家に愛着があったんだなーと、そんな自分にびっくりです。




Canada Dayの話に戻りますが、その日はタウンハウスへ友だち数人を呼んで、ちょっとしたパーティーを開きました。これがなかったら、本当にただの”引っ越し完了の日”になるところだったかも。

Canada Dayは朝の天気と打って変わって午後に気持ちの良いお天気に。
タウンハウスの屋上からは恒例の花火が見えました♪
たまには遠くから見るダウンタウンの景色・花火もいいね。



これから、なんだかんだで毎日予定が入っている私たち。
お世話になった方々や友だちに会ったり、Farewell Partyをしたり、残りの買い物したり....

そうしているうちに、きっとあっという間に出発日なんて来てしまうんだろうな。
7月に入って、晴天が続いてやっと夏らしくなったバンクーバー。バンクーバーにとって夏は最高の季節なので、ちょっと去るのが惜しくなってしまった...かも?

2011年7月3日日曜日

Moving & Shipping

6月30日は2008年11月から契約し、私たち二人の生活が始まった思い出のアパートを出る日でした。

つまり引越しの日。

そして、7月の日本へ出発する日まで約一週間はあったけれど、とりあえず荷物は全て日本へシッピングする日でもあったので、スーツケースで運ぶ物と一ヶ月はかかる船便で送る物を分けたり、アパートを出るために掃除したり、一気にこの日に忙しさが凝縮された感じでした。

段ボールへの梱包作業は業者がやってくれるとのことだったので、6月30日までは段ボールに囲まれた部屋で生活をするでもなく、普段通りの生活を送っていたのは唯一の救いだったかもしれません。

一応引越しの日までに、頭の中で「この家具は送る、またはストレージへ収納する」、「この洋服は捨てる」など、分別と整理をしていたので、当日は思ったよりもスムーズに動いている自分たちにも驚きました。

が、何より、その業者さんが期待していた人数より少ない3人で現れたにも関わらず(実はお父さん、お母さん、息子という家族でした)、丁寧にてきぱきと作業を進めてくれて、朝9:00に始まった荷物の運び出し作業は午後2:30過ぎには終わっていました。


とにかくジャンルを問わず、キッチン用品も私のバッグも同じ段ボールに詰められてしまったり....でも作業は早かった!

冷蔵庫のマグネット


なのに、そこから、掃除と自分たちのパッキングをして、さらに友だちに調味料やベッドを譲り...なんてしていたら、あっという間に時間が過ぎて、その日にすべき作業を終了させて、ゆっくりとできたのは夜中の12:00をまわっていました。


その時点で、残すはちょっとした掃除と後片付け、そして大家さんの最終チェック。
これらを朝9:00までにしなければならず、次の日の朝もゆっくりは寝ていられません。

そして全てが無事に終了し、引越しとアパートの引き渡しが完了!!


最後まで気分的にバタバタして落ち着かなくて、余韻に浸る心の余裕がなかったけれど、さすがにバンクーバー暮らしの思い出が詰まったアパートがすっからかんになったのを見た時は寂しくてホロリ...。



そんでもってー
引越しは完璧に終えたつもりでいたけれど、昨年結婚式を挙げたレストランからもらった期限付きの(今年の8月末まで...)無料飲食券を引き出しにしまい込んだまま、シッピングしてしまったことに気付いて、後からショックを受けた二人なのでした。

にしても....疲れたなぁ。

つづく