2011年3月26日土曜日

はちみつアップルロールパン

バンクーバーはすっかり春らしくなってきました。

ところどころで桜が咲き始めているし、鳥のさえずりも聴こえてきます。
3月13日にDaylight Savingsがあってから、サマータイムに切り替わり、日が長くなってきたのも嬉しいところ。


春の眩しい日差しに元気をもらい、昨日は久々にパンを焼きました。
型に入れて焼く、はちみつアップルロールパン。


もともとのレシピ「はちみつロール」にはりんごが入ってなかったけど、電子レンジでチンして柔らかくしたりんご(冷蔵庫で忘れられ、古くなりそうだったりんご)を入れちゃいました。


一次発酵(約60分)の間、どうしてもその時間以上の外出しなければならなくて、部屋の室温が高くないから60分以上かけてじっくり発酵させればいいや...と勝手な判断をして出かけたら、思ってたより生地の調子良く、どんどん膨らんでしまい、帰宅した時にはやや発酵過多の生地になってしまいました。トホホ...

プワッとした柔らか生地なのは嬉しいけど、これじゃー失敗、大失敗。

でも捨てるなんてもったいないので、そのまま次の工程に進みました。
(※こういう生地はピザやドーナツにする、という手もあるようですが。)

やはり一次発酵で膨らみ過ぎたせいで、扱いにくい生地だった...というのを言い訳に、完成したのがこちら。

形は微妙、味もややアルコール臭がしてしまいましたが、まあまあ美味しくできました。

型から外すとこんな感じ↓
型から外したら一つ一つのロールがまばらなのがバレバレ

私はいつもメープルシロップ派(はちみつはあまり好まない...)ですが、焼く前にかける熱々のはちみつソースは思いのほか絶品で、次回こそ失敗せずに同じもの作るぞ〜と心に決めました。

結果的に失敗作になってしまったけど、計画通り週末に訪れた彼の実家の朝食で食べてもらったら(発酵させ過ぎたことを重々説明)、「私たち、アルコール好きだから大丈夫。この味好きよ〜。」と寛容なコメントが。今度こそ、本物のはちみつロールパンを食べてもらえるよう頑張ります。

2011年3月21日月曜日

日本からのおくりもの

先週から連日、ローカルのニュース番組では、もっぱら福島第一の原発のことばかり放映しております。屋内退避を余儀なくされている福島の住民の気持ちを考えると一概には言えないけれど、日本人の冷静さとは裏腹に、日本在住の外国人(もしくは海外メディア)が過剰に放射線の影響を恐れ、やたらとあることないこと語る、もしくは過剰な報道することに疑問を感じてしまうこともありました。

私としては、日本にいるのと同じように、被災地・原発に関する情報や、首都圏の計画停電の情報を偏りなく得たかったので、ほとんどNHKニュースを見るようにして、時たまローカルニュースのチャンネルと入れ替えています。

日を追うごとに届けられる、被災地で避難所生活を送る被災者の悲痛な声。離ればなれになっていた家族との再会、そして奇跡的に生還した人の喜びの声。私なんかが一言で語ることができない現実とは分かっていますが、一つ一つのエピソードに涙して、感動して、一喜一憂する毎日です。


私にとって身近な存在である、東京にいる家族は、いつ実施されるか分からない停電に備えながらも元気に生活しているようで、こうやって当然のように家族が元気に過ごしているのを、幸せに思わなければいけないな、と考えるようになりました。

そんな家族が、たまたま地震が起きた日の午前中に、私がいるカナダ宛に送ってくれた荷物が、なんと通常と同じ約一週間で手元に届きました。母は、まさかそんなことが起きるとは予想もしてなかったから、と送ったタイミングについて少し申し訳なさそうにしていたのですが、何の問題もなく予定通りに配達されたのには、ちょっとびっくりでした。地震の影響もさることながら、日本からの荷物ということで、放射線スクリーニング検査を受けるなど、多少の遅延はするだろうと覚悟していたので...。

中には4月に結婚する友人の結婚式招待状、そしていつものように、海苔、おもち、カレー、ラーメン、日本茶、デパ地下のお菓子などが小さな箱にぎっしり詰まっていました。

余談ですが、ここ数回の荷物は父が収集してきた切手が貼られて送られてきます...
もしかしたら、レアなお宝ものの切手もあったりして

東京は、被災地の人たちに比べたら物資が深刻には不足していないにせよ、むしろそちらの方がこういう食料が必要だったんじゃないの...?と申し訳なく感じると共に、いつも以上に有難さが身にしみました。偶然にも、今売り切れが続出しているレトルトカレーは、箱に入りきらず自分たちが食べることにしたんだとか。ほんと、よかった。


今は徐々に、少しずつではあるけれど、被災地へ物資が供給されているらしいですね。
最近になって、やっと久々の温かい食べ物を手にした嬉しそうな被災者の顔がテレビに映し出されるようになりましたが、これは是非とも心に刻み付けたい笑顔です。当たり前のことが、当たり前ではなくなることで、いかに自分が恵まれているか気付かされるというか。一日三食、ご飯を食べられること、食料が十分にあること、感謝しないと。

また、燃料不足のため暖が取れず、寒い夜を過ごしている避難所が多いようですが、現地で必要な燃料はもちろんのこと、物資輸送のための燃料確保は、改善されてきてるのでしょうか....?
孤立した避難所にも、早く救援物資が届くといいですね...


普通の日常が、そして大切な人が、一瞬にして奪われてしまった被災者の方の心の傷は図り知れません。何と言葉にしたら良いのか、私にはとにかく願うことしかできませんが、少しでも多くの人の心に安心と平和が訪れますように。そして東北の地と震災にあったみなさまが一刻も早く復興への道を歩めますように。

また、少しずつブログも更新していきたいと思います。

2011年3月13日日曜日

東日本大震災

東北地方で、宮城県沖を震源とした地震があった、というニュースを知ったのがバンクーバー時間で3月10日木曜日の夜でした。

次の日の朝には、自分自身が詳細を調べる前に、夫の家族や友人から、私の家族の安否を気遣うメールや電話が次々に。

とりあえず、日本が夜中とはわかっていたけど家族に連絡し、全員の無事を確認。
やや興奮気味の母が、震度5の揺れを長く感じた後外出先で避難させられたことや、ニュースで流れる津波の被害状況を生々しく説明してくれて、今日本で何が起きているのかを意識させられました。

日本にいる時と同じように各局のニュースをライブで見る環境にいなかったけれど、インターネットで更新される記事をかじりつくように読み、できるだけ動画ニュースを見て自分なりに情報収集をしてきました。

あれから4日。
福島県や北関東で立て続けに起きた震度5から7レベルの余震、津波被害や二次災害、そして福島原発の事故、避難所での物資不足、東日本の計画停電など、多方面で次々に影響が出ていて、各地で被害が拡大している様子が、ここバンクーバーでもテレビや新聞などで大きく取り上げられています。

いつのまにか東北地方太平洋沖地震、東日本大震災とよばれるようになり、戦後最大の危機ともいわれる非常事態に。

テレビとインターネットを通じて知る、遠く離れた自分の国で起きている悲しくて恐ろしい事態に、今でも信じられず、自分の無力さを感じずにはいられなくて涙がたまに出てきてしまいます。

地震があった太平洋の向こうにあるカナダから、ただただ皆様の無事を祈るばかりです。


被害が比較的少なかった東京でも、これからが大変そうですね。
停電の実施とか、すでに始まっているスーパーでの品不足は、いよいよ普段の生活に支障が出てきたと聞きました。会社員の方も、通勤や仕事に影響が出ているようですし...

自分の友だちに妊婦さんやママになった人がけっこういるので、こんな状況で精神的に不安定にならないかも心配です。


ここバンクーバーで、毎日のように友人・知人から「ご家族や親戚、お友だちは大丈夫?」と気遣いの言葉をいただきます。

世界中でこの事態が重く受け止められていて、世界中の人びとが関心を寄せ、一刻も早い復興を願っていることも、カナダにいて改めて感じることができました。各国の協力を得て、また日本人が持つ真面目さと底力で、この危機を乗り越えていってほしいです。


軽々しく口にするつもりはありませんが、がんばってください。
そして一人でも多くの方が助かりますように・・・。

2011年3月10日木曜日

おみやげ

口寂しくなった時、家につまむ物があるとかなり落ち着きます。
小腹が空いた時とか、甘いものが少しだけ食べたくなった時のためのつまめるおやつは、私にとっては必須アイテム!

最近はそんなおやつたちが、どやどやっと我が家にやって来てくれました。

まずは夫が出張先のサンフランシスコで買ってきてくれた、GHIRARDELLIのチョコレート。
個装タイプなので、食べたい時に気軽に食べられる&一気に食べなくて済むから、気長に食べていこうかな。

これはサンフランシスコに住んでいた時、本店に行ってすっかりファンになってしまった大好きなチョコレート。

キャラメル入りをリクエストしていたら、他にラズベリーとピーナッツバター入りも購入してくれたので、全部で3種類のフレーバー、しかも予定よりも多めのチョコレートが常備されることになり、かなり嬉しい。


そして、彼が出張中に一緒に行動していた同僚の方(日本在住)が、お仕事で先日バンクーバーに来た際に、手みやげとしてくださった「博多きゃらまん」。

この方は九州からサンフランシスコ、バンクーバーに出張で来られているわけですが、バンクーバーにいて、博多のおみやげを頂くことがほとんどなかったので、珍しさに喜んでしまいました。

ちなみにこれは、名前の通り博多のキャラメル饅頭です。
「博多きゃらまん」なんて、初めて知った。日本全国に、自分の知らないおみやげは山ほどあるのね〜。
キャラメルソースが入ってるのかと思いきや、白あんにキャラメルが絡めてあって、とっても美味しかったです。


最後に、これまた日本からの、おかき詰め合わせ。
実はこれ、日本からサンフランシスコを経由してやって来ました。
彼が出張中に(出張前から先方から連絡があって)会う予定になっていた人が、なんと私の元同僚だったのです。どうやら私が東京で仕事をしていた頃にはなかった案件を担当しているみたい。いつかは繋がってもおかしくない業界だったので、それが判明した時、世間は狭いな〜と笑っちゃいました。

そう、これは元上司が持たせてくれたおみやげ。
海外出張で荷物が多かったでしょうに、わざわざ荷物を増やしてしまって申し訳なくて。
でもはるばると、昔お世話になった方々の手を渡ってここまで来てくれたので、おいしく頂きたいと思います。
まさに、おつまみタイプのおかき&かりんとう。こういうの恋しかったんだよね。ありがたや〜。


あとは食べ物じゃないけど、彼がサンフランシスコのHollisterでバッグを買ってきてくれました。って、私がサンフランシスコ行けない代わりに、コレほしいな〜っておねだりしたもので、色とか細かく指定したのだけど(笑)。イマドキの(?)ファッションには疎い彼だけど、お願いしたものおつかいしてくれて、やればできるじゃーん...なんて、ちょっと上から目線な発言をしそうになった私。

バンクーバーにもHollisterあるけど、アメリカだと若干安く手に入るのでお得♪
布バッグは便利でついついほしくなってしまうなー。これは色が春らしくて気に入ってます。


よく考えたら、チョコレートも、博多きゃらまんも、おかきも彼がいてこそ我が家にあるおみやげなわけで・・・出張がもたらしてくれたちょっとした私の楽しみ、夫にも感謝しなきゃね。

2011年3月7日月曜日

おかずパンと週末のアクティビティ


前回の日記でも触れたように、土曜日はパンを焼きました。

出張から夫が戻ってくるのが夜だったので、夜ごはんの一つにできるよう、今回はおかずパンに挑戦。

コンビーフパンとコーンパンです。

コンビーフパンは、中学・高校時代に学校内で販売されていた、私のお気に入りのコンビーフパンがあったのですが、その味を目指して味付けを施してみました。コーンパンはマヨと和えてある、コーンマヨ系のパン。

基本的に、両方とも中身の具はかなり適当に作ってしまった感じ。
まあまあ美味しくできたとは思うのですが、まだまだ修行が足りん・・・と言われそうな出来上がりだったかも。

コーンパンの方(手前)なんて、形がかなり微妙です。

コンビーフも、私が食べたかった味ではありませんでした。
次回に乞うご期待です。

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そして、土曜日は家にこもっている時間が長かったので、日曜日はお出かけしました!
天気は快晴、バンクーバーもだいぶ春めいてきて(気温は寒いのだけど)、外にいるとかなり気持ちがいいです。

アクティブなことをしよう!と思い立ち、スタンレーパークをローラーブレードで一周してきました。

このローラーブレード、日本では全くやらないので実に6年ぶり!
当時もそこまで恐いと思うことはなかったので、余裕〜♪と楽しむ気満々でいたのですが、これがなかなか苦戦しました。ううう・・・年には勝てないのか?

バランスはうまく取れて、スタンレーパーク内のほとんど平らなサイクリングコースをスイスイ滑ることは何の問題もなかったのですが、第一関門であるローラーブレードを借りたレンタルショップから、公園内に行くまでの街中が問題!(※また公園からの帰りも然り。)

下り坂や横断歩道、電柱に縁石、歩く人や自転車に車など、街には”障害物”がたくさん。普段は気にもならないこの”障害物”を避けるのに、ブレードを細かくコントロール必要があるのだけど、これだけは難しく、また慣れる程の時間もなく、どうにもこうにも苦手。初めて”恐い”と感じました。

公園とレンタルショップは目と鼻の先にある距離なのに、これほど遠く感じたことはないかも... 6年前も同じレンタルショップからスタートしたのに、しかも初心者だったのに、よく恐怖すら感じずに滑れたなぁと、昔の自分に感心しちゃいました。

前述にもある通り、スタンレーパーク内はきれいに補整されたサイクリングコースが設けられているため、かなり気持ちよく滑ることができました。途中で「あれ?こんなに疲れたっけ?」と思ったりもしたけど(笑)、全身運動に近いのでかなり汗をかいて、ほどよい疲労感と大きな達成感があり、かなり満足。

が!
最後にレンタルショップにローラーブレードを返却するというその時、お店の手前の縁石でバランスを崩して、すってーーーん!とそれはそれは大きな尻もちをついてしまい.....トホホ。

この年齢になってコンクリートに思い切りお尻を打つとは・・・。
その時は全然痛みがなくスクッと立ち上がれたのに、後からじわじわと痛みが出てきました。これさえなければ、筋肉痛もなく”楽しいローラーブレード”で終わったのに。いやーそれにしても、本当に痛いです。


座ってる状態が一番辛いというのに、なんと夜は映画を観ることに(チケットを既に予約してしまっていたのです)。


観たのは「The King's Speech(邦題:英国王のスピーチ)」。
先日の米アカデミー賞での最多4部門受賞が記憶に新しい作品。ずっと色々な人から勧められていて、やっと観ることができました。

イギリス好きの私としては、当時のいかにもイギリスらしいクラシックな生活ぶりとか、王室の歴史とか、イギリス訛りの英語とか、ストーリー以外にも魅力的な要素がたっぷりの映画でした。

主演男優賞を受賞したColin Firth(コリン・ファース)は「ブリジット・ジョーンズ」のイメージしかなかったけど、彼のジョージ6世としての演技は素晴らしい(こんな言葉でしか表現できないのが恥ずかしいですが...)。吃音も演技っぽく見えずとても自然体だし、吃音と葛藤しながらスピーチする姿や、セラピストと共に過去と向き合っていく様子も、本当に名演技。ぴったりはまり役、という印象。

約2時間と長い映画だけど、とにかく途中も最後も鳥肌が立ってしまうほど入り込んでました。
おかげですっかりお尻の痛みを忘れていられたかも。


充実した週末だったけど、この痛みを今週しばらく持ち越ししなきゃいけないのが余計だわ。
早く治りますように・・・。

2011年3月5日土曜日

シングル・ウィーク

今週一週間は夫が出張のため、月曜日から今日に至るまで一人バンクーバーでお留守番していた私。

行き先がサンフランシスコと近めなので、本当は私もついて行きたかったんだけど、永住権取得のため諸々の事情があって行くことができませんでした。



”旦那が出張で不在”ともなれば、自由に羽をのばすぞ〜!なんて気分になるかと思いきや、珍しく寂しいかも...と感じている自分がいて、初めてのこの感覚にちょっと戸惑ってたりして。

というのも、長いこと遠距離してて彼と離れてることには慣れていたし、家族と住んでいたから家で一人ぽっちというのはほとんどなく、むしろ友だちに会うとか、趣味に没頭するとか自分一人の自由時間を好む傾向にあったので、寂しがり屋だったことなんて一度もなかったものですから。

結婚して半年以上が経ち、この家で一緒にいるのが当たり前になったからでしょうかねぇ。それとも年のせい・・・?



ま、寂しい寂しいと言ってばかりではどうにもならないので、やはりここは私らしく?ここぞとばかりに昼夜構わずお友だちに会いまくる日々でした(笑)。

月曜日〜金曜日のうち、二晩は別々のお友だちの家にお泊まりさせてもらい、美味しい夕食までご馳走になるという、主婦にしてはかなり自由気ままな生活...。

予定では外で会うつもりが、急遽家に遊びに来てくれた方もいて、その前に気合い入れて掃除&片付けができたので気分スッキリ。たまに来客がないと気が引き締まりませんね(^-^;)。あ、普段から掃除・片付けしてるんですよ。でも徹底的な掃除は・・・


↓写真はひな祭りの日に遊びに行かせていただいたMさんのお家でのごちそう☆

ひな祭りらしく、ちらし寿司
写真奥はコールスローサラダ

そして茶碗蒸し

揚げ物をリクエストしたら、ヒレカツを作ってくれました

おじいさんの代から伝わる手作りのさつま揚げ

コトコト数日煮込まれた、味わい深いカレー
メニューの豊富さが伝わってきますね。
どれもこれも味付け抜群のとってもおいしいお料理。
もうお箸が止まりません。

極めつけは、これまた手作りのすばらしいケーキ。
これを家庭でささっと作ってしまうところが本当にすごい!


この日はお友だちのAさん(私が先日お泊まりしてお世話になった)と一緒に、日本のテレビ番組を観ながらの賑やかな食卓に混ぜていただきました。おいしさ&楽しさのあまり、調子に乗って食べ過ぎちゃった・・・。Mさん、食べ過ぎてゴメンナサイ... おいしい手料理ごちそうさまでした♪


実は、その前日の水曜日の夜は、義理の両親にフレンチレストランへ連れて行ってもらい、義理の両親と私の3人だけで食事をしたのです。普段はめったにない(というか夫なしでの夕食は初めて)珍しい組合せで、いつも話さないような話題で会話が弾み、なかなかおもしろかったです。息子の不在中に、心配して(?)その嫁を連れ出してくれるなんて、なんて優しい家族なのでしょう...

お陰さまで、あっという間に平日は過ぎていき、いつの間にか夫の帰ってくる土曜日を迎えておりました。


海外に住んでいると、遠く離れた家族や友人のありがたみを日々感じるのはもちろんのこと、いくら住み慣れた街とはいえ、海外在住という同じ境遇のもと、日本人同士だからこそ支え合うことができる(私は支えられてばっかりだったりして)友だちの存在がとても心強い! また、こんな嫁を大事に見守ってくれてる、新しい家族が近くにいることも、ほんとに幸せ。

そんな周りの人の温かい気遣いに、ふとした時、いやしょっちゅう救われてる私なのですが、この一週間はそれがぎゅっと凝縮されていた気がするので、ただの”出張による夫不在の一週間”だったはずが、色々な人の存在の大きさに気付いて、改めて感謝の気持ちが湧いてきました。


小さな子供じゃあるまいし、長く住んでいるバンクーバーにいるのだから、一人で一週間くらい生活できるのに、やたらと心配してくれた夫にも感謝しないといけないのかも。

ということで、そんな夫が今夜家に帰ってくるまで、せっせとパンを焼いているところでーす。

2011年3月3日木曜日

iPad

私の祖母は、90歳近いというのに携帯でメールのやり取りができるハイカラおばあちゃん。そんな祖母に負けないくらい、夫のおばあちゃんもテクノロジー好き。


Macを昔から使いこなすそんなおばあちゃんが、昨年注目してたのがiPad!
孫には何でもしてやりたい・・・とついつい甘くなってしまうおばあちゃんが、夫にだけでなく、私にまで「孫の一員になったから」と、iPadを買ってくれたのが昨年11月。

いち早く夫がもらっていたので、「一家に一台でいいから、私の分は要らないですよ」と何度も断ったけれど、「少し早めのクリスマスプレゼントよ」と言ってくれて、結局頂いてしまいました。

実は買った後に、私の使っているMacBookのバージョンが古くて、iPadとSyncしないことが判明し、カスタマイズするのにかなり時間を要したけど、何とか使えるようにして、ノートパソコンでは味わうことのできない「軽くて持ち運びが便利な端末」として楽しませてもらってます。

一人でカフェで過ごす時や、何かの待ち時間の暇つぶしとしては、本領発揮といいますか、かなり役に立ってくれています。他に、友だちに写真を見てもらう時も、かなり便利。なかなか普段持ち歩かないノートパソコンと同じくらいの機能を果たしてくれるのに、それでいてかなり軽いからお供しやすいというのがかなりの利点。


とはいえ、仕事でもプライベートでも活用させている夫とは対照的に、私のiPadは活躍する場面が少ない!

おもしろくて便利なアプリケーションで遊んでみる、ゲームする、写真を閲覧する・・くらいでしょうか(汗)。ついつい家ではパソコンを使ってしまうし・・。



いまだに、上記の簡単な機能以外にどんな活用ができようか、と模索してるところですが、そんな矢先(というか昨日)目にしたニュースが

米アップル「iPad」次世代モデル「iPad 2」発表

えええっ
もうですか?心の準備できてない...
初代すら使いこなしてない私にとっては衝撃のニュース。

しかも、さらに薄く軽くカメラ搭載、色は白と黒の2色が登場
初代は黒だけです...

カメラ搭載って、これは初代からほしかった機能ですよ〜(涙)
スカイプで顔見れるし。

正直に言うと、白かわいいし、白がよかったかも.....?
やられた〜(涙)


さらには
初代iPad 大幅値下げ
(当然のことなんだけど)

だって。ガーン(涙) 
古くなれば安くなるとは分かっちゃいるけど「おばあちゃん、ごめんなさ〜い(> <)」な気分です。←多分100%活用できていないから、余計そう思う


次から次へと新しいものが出てくる時代だから、iPadに限った話ではないのだけど、どんどん耳に入る新iPadに関する魅力的な情報に、どーんどーんどーんと落とされる自分を感じました。使いこなしてない自分が悪いだけ?


「初代すら使いこなせてないんだから、新しくなったところでそれを十分活用できるとは限らないでしょ」なんて自分に言い聞かせつつ、

「本当はiPad 2の新機能、初代から搭載することもできたんじゃないの?」
とついつい負け惜しみ。そんなネガティブ思考がグルグルと・・・・


今の時代、パソコンだろうと、カメラだろうと、携帯電話だろうと、最新のものを買ってもすぐに新機能が搭載された(一部改良しただけの商品もたまにあるけど)最新モデルが発売されますからね。色も選択肢が増えちゃったりしてね。

最新モデルを買おうと待てど待てど、次々に新しいのが発売されるからキリがありません。
どこで線を引くかは自分次第というか。


2010年4月に発売され、9ヶ月で1500万台売れたという初代iPad。それを考えたら1年弱経過してるけど、私は手に入れてからまだ3ヶ月しか経ってないのよ〜(涙)。

なんだか時代についていけないかも・・・ 
というかついていけないわ〜

そんな気分です。とりあえず、私は初代ととことん仲良くやっていくことに決めました(笑)
Rodyちゃんステッカーに注目!

珍しく、最後は愚痴(?)っぽい日記になってしまいましたが・・あしからず。