2009年9月10日木曜日

JAPAN TOWN



バンクーバーでは、かつては存在したけど、今は過去のものになってしまったJapan Town。19世紀後半に移民してきた日系人がコミュニティーをつくり、一時は商店が軒を連ねて賑わったいわゆる日本人街です。第二次世界大戦で財産を没収された悲しい過去をもつJapan Town はその後衰退し元に戻ることなく、現在は治安が良いとはいえない、ただのダウンタウンEast Sideになってしまいました。

しかしここサンフランシスコでは、これまでに大恐慌や戦争で姿形を変えてきたものの、今でもJapan Townというものが残っていて、地図上にも存在する頼もしさがあり、ここに来る前から歴史にも現在の様子にもとても興味がありました。

先週には徒歩とバスで行くのを一度諦めたJapan Town。3連休の最終日に買い物がてら行ってみました。

ダウンタウンからは少し離れたところにあり、ちょっとは予想がついていたのですが、休日にも関わらず、あまり活気がない(泣)。歴史的な建造物が少しは目に入るものの、通りの一部は韓国系のお店が軒を連ねているし、完全なJapan Townというイメージからはかけ離れてました。明らかにチャイナタウンの勢いに負けてます。恐るべし、チャイナパワー。

ただ、一応観光名所の一つとなっているようで、北米の違う地域やヨーロッパからと思われる観光客の姿もちらほら見られました。

このJapan TownにあるJapan Centerは、日本の食品が入手できるスーパーマッケットや、本屋の紀伊国屋を始め、数々の日系のお店があると聞いていたので、けっこう楽しみにしていたのですが、日本の地方の駅地下をそのままサンフランシスコに持ってきた感じの雰囲気で、ここに住む日本人には貴重な場所だな〜と思いました。

洋食屋や居酒屋などの飲食店もよかったけど、私が飛んで喜んだのが、ANDERSEN(アンデルセン)というパン屋。日本で母も私もよくパンを買うお店だし、日本のパンを食べられるなんて幸せ〜!ってことで、あんパンやらイギリスパンやら、ここぞとばかりに大量買いしてしまいました。

あとはNIJIYAというスーパーで念願のお買い物。これも日本からそっくりそのまま持ってきたようなスーパー。扱う商品の種類の豊富さも、感動ものでした。ここでもあれもこれも、と買いあさってしまった〜。この日はLabor Day Saleで、驚くことにサッポロビール12缶(Imported from Canadaだけど)が$7と、おそらくカナダに住む人からすると破格の値段と思うくらいの安さで売られてました。ビール好きの彼は4箱買ってました・・・(汗)。

これからしばらくは、このJapan Center重宝しそうです。それとは別に、今度は日系人の歴史やこのJapan Townの歴史をもうちょっと勉強してから、Japan Townを散策しに戻ってきたいな〜と思います。


Japan Townで購入したパンとお菓子。これは一部です。お菓子ばっかり買ったわけではありません(笑)。

2 件のコメント:

  1. 日本のスーパーに行きたいニャ・・・
    お惣菜たくさん買い込みたい・・・jojo

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  2. >jojoさん スーパーのお惣菜、海外にいると懐かしいですよね〜。この前行った日系のスーパーは、お惣菜も漬け物類も種類が豊富でした☆jojoさんにもお見せしたいです!私はしば漬け買いました。白いご飯がすすむ、すすむ・・・。

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