サンフランシスコに来てから、この前の火曜日でちょうど2週間が経ちました。
この日は、数日間滞在していた彼の友人J君が、サンフランシスコからロサンゼルスに移動する日だったので、空港まで見送りに行ったのですが、ちょうど2週間前の同じくらいの時間に、自分たちがこの空港に到着し、そのままサンフランシスコ市内に向かっていたことに気付いて・・・そう考えると少し感慨深かったです。
あの時は右も左もわからず、タクシーでハイウェイを走りながら、目に入ってくる全ての光景が新鮮で、この街でどんな経験ができるのだろう・・・とワクワクしたものでした。あれから2週間、たった2週間ですが、違う環境への順応性の早さに自分でも驚く程、この街に慣れて生活している自分がいます。
それは、今回は期限付きの滞在で、旅行気分のような感覚で生活を送れているから、というのも大きな理由かもしれない、とは思いますが、それにしても気候にせよ、治安にせよ、人々にせよ、住環境にせよ、サンフランシスコが自分にとって、思った以上に暮らしやすい街だということを感じた日々でありました。
そして食環境の充実が、私にとって心強い味方になっています。食べ物と食文化、これとても大事。基本的に和食が食べられれば問題ないのかもしれないけど(笑)、海外にいて、ちょっとした外食においても、口や胃袋が困らないのはステキなことです。バンクーバーも世界各地からの移民が多く、各国の本場料理が食べられる事で有名ですが、サンフランシスコも負けず劣らず、いやそれ以上?とも思う程、飲食店に活気があるし、様々な食材の入手にも困りません。
J君がサンフランシスコを去る前日の夜には、家から少し歩いたところにある、HYDE STREET BISTROというカジュアルフレンチレストランへ行きましたが、ここはアタリでした。ケーブルカーに乗ってHyde Streetを通る度に見かけていた、こじんまりとした素敵なレストランは、期待以上に美味しいレストランと判明し、サンフランシスコのフレンチに舌鼓を打つ夜となりました。
Frits=フライドポテトもいつものように頼んでしまいました。
ホタルイカのリゾット。食べたことのない味で、とても美味しかったです。
フォンダンショコラ。中はとろ〜りしたチョコレートが。幸せ・・・♪
”質より量”重視のイメージが強かった北米に対する偏見はもはやなくなって、各国料理の魅力を本格的に味わえる楽しみが増えました。サンフランシスコはアメリカの中で、市民一人に対するレストランの数が最も多いのだそうです。市内の各エリアごとに、ローカルのものや違う国の特色が見られるので、それらも徐々に味わっていきたいです。
もちろん東京にいたら何でも食べられるし、日本の旬の味覚の魅力は何ものにも変えられないけれど、せっかくこの街にいるから、ここならではの美味しさを堪能しなきゃもったいない・・・と思うのです。これからも美味しい食べ物と出会うのが楽しみです。
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