2011年8月20日土曜日

やかんを買ってみた

バンクーバーで生活していた時は、DeLonghiの電気ケトルを使ってお湯を沸かしていて、やかんを一つも持っていませんでした。

今回引っ越してきた社宅にも、同じような電気ケトルが備え付けられていたのですが、備品リストには「新品」とあったのに、明らかに新品ではなく(それは問題ないとして)底部分がカビなのかサビなのか、カルキの汚れが溜まったのか、とにかくちょっと汚くて・・夏場ということもあって気になってしまい、一度使用してからというもの、ずっとしまい込んでました。

だから、お湯を沸かすのには料理用の鍋か、直接飲むお湯は一ヶ月程前からレンタルを始めた下の写真のウォーターサーバーを使っていました。


この天然水のウォーターサーバーをレンタルしようと思った理由。
それは、自分たちが住むことになった23区の浄水場から、今年3月あたり放射性物質が検出されたことがニュースになり、普段口にする水や水道水について、気になるような気にならなような、モヤモヤ感があったから。毎日の生活に必要不可欠な水、しかも妊娠中(いずれは子どもも生まれるし)ということもあり、少しでも安心を得たかったというか。

でも、飲む水、お米を炊く水、味噌汁にスープ...と口にする全ての水をこのサーバーから使うと、5ガロン(リットル)のタンクなんて、すぐにスッカラカン!夏ということもあるけど、これではかなりの出費だぁ〜、ともっと水道水と八雲の天然水を上手く使い分けられないかと思い始めました。

で、その問題の放射線物質はここ数ヶ月、ずっと不検出とのこと(※水道局のHP参照)。
沸騰しても放射性物質は除去できないので、そこの部分が少しでも気になるならば、水道水を一切口にしないしか方法はありません。でも、不検出を信じて、水道水とも上手く付き合っていこうと決めた私たち。それでも、浄水器がない我が家の水道水をそのまま飲むのは抵抗があったので、一度沸騰させた水を料理用または飲料水として使用することにしたわけです。沸騰させると、残留塩素が減るみたいですね。

前置きが長くなりましたが、湯冷ましを作る機会が多いのだったら、ちゃんとしたやかんを買おうということになって、今回購入に至りました。
(あ、もちろん生まれてくる赤ちゃんの口に入るお水は天然水を貫く予定です。)


スタッフに報告すれば、別のケトルと交換してくれるとは知っていたのですが、カナダに戻ってからも使えて、できれば長く使える良いものがほしい・・・と下記の条件で選んでみました。
  • 日本製であること
  • ステンレス製
  • 2.5リットル〜3リットルの容量
  • 広口で中が洗いやすいこと
  • 丸みをおびてかわいらしく、それでいて使いやすいデザイン
  • 手頃な値段
今のご時世、なかなか日本製の製品(しかも他にもワガママ条件を並べて)を見つけるのは大変でしたが、ネットで探しまわって、見つけました、お目当てのやかん。

柳宗理のステンレスケトル(ミラー)

本当は手にとって、容量も目で確かめて購入したかったけど、近所に多種類のやかんを比較できるようなお店がなかったので、Amazonで買うことに。

なぜかツヤ消しのタイプの方がお値段が高かったので、ツルツルのミラータイプを買いました。

実際に商品が届いたら、丸みがあって安定感があるデザインがあまりに理想とぴったりで嬉しくなりました。底部分が広いので、熱回りも良いみたい。手に馴染みやすいハンドルも実用的。思ったよりは高かったけど、良いやかんが買えて満足です!

冷水で麦茶を作るにも、天然水を使いながら「減りが早いな〜(涙)」と遠慮がちになっていましたが、これからはこのやかんで麦茶を煮出すのに使っていきたいな(最近涼しくなって需要が減ったかもしれないけど)。

野田琺瑯のポトル

そうなんです・・・迷いに迷って二つ買ってしまいました。
こちらは写真で見ると分かりづらいですが、かなり小さめのタイプで、ホーローのやかん。お茶を入れるとか、ちょっとした量のお湯を沸かしたい時用です。

実家にあっていずれはほしいな...と思っていた電動給湯ポット、日本で買ってもカナダにまた戻ったら使えないので、少し先の将来を見据えて長く使えるものを、と言い訳をしての購入(笑)。それにしても一度にやかん二つも買ってしまうなんて...お財布イタタ。

こちらはさっき届いたばかりですが、置いておくだけで様になる見た目に、心がほっこり。使うの楽しみです。

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