2009年12月8日火曜日

山陰 鳥取の旅(Part 2)



3泊4日鳥取旅行記、まだまだ続きます・・・↓

はわい温泉に泊まった私たち。
実は旅行計画中は有名な三朝温泉に宿泊をする予定で話を進めてましたが、土曜の夜ということもあってどこも満室(または高額)。そのため三朝を諦め、仕方なくはわい温泉にしたようなものでした。でも結果的に、1日5組限定の温泉宿でほとんど貸し切りのような気分を味わい、大きい宿が立ち並ぶ賑やかさはないものの、湖畔の静けさで落ち着いた気分になれて、こっちにして良かったな〜と思いました。

宿を出発する時、履いていたカラシ色のタイツを「目が覚めるような色ですね」なんて仲居さんに言われながら見送られました(笑)。

さて、今日は昨日の夕方中途半端に観光が終わってしまった倉吉 白壁土蔵群へと戻ります。

点在する蔵は赤瓦と呼ばれていて、中は改装されお土産屋さんや飲食店として残されています。


白壁土蔵群周辺一帯が「倉吉レトロまちかど博物館」となっていて、”れとろまっぷ”で指定された建物を巡ることで、昔なつかしいレトロな品々に触れられる仕組みになっています。

確かに、歩いてるだけで昭和の香りがぷんぷんしました。


いくつかの酒屋さんも見つけました。
↓の、日本酒2本入り(土産袋付き)がかわいかったです。おいしそうな日本酒を試飲したかったけど、運転するので諦めました・・・。


入館料無料の「倉吉レトロ館」には昭和の時代に活躍した家電やおもちゃなどがずらりと展示されていました。薬局のカエル(名前忘れた)とラオ。


”昭和の茶の間”再現。卓袱台を引っくり返す父親像が浮かびそうな。
黒電話やテレビ・・・古い!


昭和32年刊行の主婦向け雑誌。パラパラ読んでみた。内容もファッションも古めかしいんだけど、投稿されてた主婦の悩みやぼやき、主婦向けの話題は普遍的な感じで、いつの時代も変わらないものってあるんだな〜と感じました。

復元されたというより、当時から残ってる本物が陳列されてるので、リアルでおもしろかったです。


午前中のおやつ登場。倉吉産メロンのフレッシュジュースとトトリコ豚(イベリコ豚ならぬ)の肉まん。トトリコの由来は鳥取(とっとり)から来てるのでしょう。


お次ぎは境港へ。
海鮮グルメで有名な町であり、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる水木しげるワールドが広がる地域でもあります。

故郷が境港という水木しげる氏の名が付いた「水木しげるロード」は妖怪オンパレードの有名観光スポット。通りには妖怪や「ゲゲゲ〜」に登場するキャラクターの銅像が。妖怪グッズも沢山売ってます。

いたいた、目玉おやじと鬼太郎。


妖怪神社です。鳥居にご注目 一反もめんがいます。右端では目玉がぐるぐる回ってます。


これは何でしょう? 正解は・・・


リアルな目玉おやじ和菓子。食べ歩き用に串に刺さってます。箱入りも売ってます。

これを売ってるお店の名は「妖怪食品研究所」(笑)。白衣を着た店員さんに「この目玉で沢山遊んでから食べて下さいね」と言われたので、Nちゃんは少しこんな風に撮影した後、食べてました。


私は次の日にコレを食べました。本格的な和菓子屋さんが作っていて、美味でした。温かいお茶も付けてくれます♪

夜は、昼間に行ったら貸し切りのため入店できなかった「魚山亭」で、念願の海鮮丼を。


この周辺には港に隣接した海鮮丼を食べられる飲食店が多々あり、どれも新鮮で美味しそうなので、どこで食べようかすごく迷いました。ココは行列ができるとだけあって、とても美味しかったです(この日は空いてた)。

そのまま車で米子へと向かい、この日は米子駅前の米子タウンホテルで最後の夜を過ごしました。普通のビジネスホテルだったけど、フロントの方は親切だし、部屋は広く、サービスもとても良かったです。

最終日は米子空港発の午後便に乗るまで、また境港の水木しげるロード周辺を巡ることにしました。

昨日夕方到着時には売切れだった、神戸ベーカリー水木ロード店のゲゲゲファミリーのパンたち。今日は買う気満々だったのに、なんと月曜日は定休日でした(涙)。


今日は水木しげる記念館に入館し、水木氏自身についてや妖怪ワールドをたっぷりと堪能しました。昔から伝わる妖怪たちそれぞれには意味があって、勉強になったかも・・・。

時間がそろそろになってきたところで、鳥取グルメのシメとして「はまかぜ」で海鮮丼定食を食べました。これはミニ海鮮丼とカニ足天ぷらのセットで、ラストを飾るにはぴったりの豪華ランチになりました♪写真に写ってないけど、カニみそ汁付きです。


無事にレンタカーを米子空港で返却し、羽田行きの飛行機で東京へ・・・そして私たちの旅は終わったのでした。


今回は鳥取→はわい温泉・倉吉→米子、と鳥取県を東から西へと横断する旅となりました。横に細長い鳥取県の北、つまり日本海側を移動したわけですが、山陰道をドライブしながら眺める日本海は深い青で美しく、海とは反対側に見える山や田んぼの景色も合わせて、この日本の田舎の風景にとても心が和みました。

そして、米子から境港にかけての日本海岸 弓ケ浜には黒松の松原が広がり、この”松と真っ青な海と漁船”の組み合わせがまた、私のイメージしていた”山陰の日本海(どんより曇り空と深く青い海のざっぱ〜んという白い波)”にぴったりでした。

こういったら失礼かもしれないけど、北海道や京都、沖縄などに比べると鳥取はメジャーな観光地とは言えないかもしれません。「鳥取??何しに行くのー?」なんて聞かれたこともありました。

でも、実際に ”敢えて行こうと思わなければ選ばないような場所” へ行くことができ、知らなかった色々なものに出会えて、貴重な国内旅行体験になりました。

海鮮食材・青果類、日本海の景色と”いいもの”粒ぞろいな鳥取県なんだから、某知事のように、地域活性化&自県を全国的にPRすればいいのに!と思います。皆さんなかなか行かないと思いますが、鳥取県是非オススメしたい場所であります。

私自身、また行くことあるかな・・・。

3 件のコメント:

  1. あ、あれわ!ケ~ロヨ~ン!?
    昭和の古きよき時代のにほいがジジイの脳髄をビッシビシ直撃しますなあ・・・にしても目玉おやじ、リアルすぎ。
    バッハハ~イ

    返信削除
  2. あー!ケロヨンですね? 薬に付いてくるオマケのマスコット持ってたのに、すっかり忘れてました。レトロ館だけでなく町も昭和なにほいたっぷりでしたヨ。目玉オヤジの和菓子は箱だと目玉二つ入りで販売してて、まさに人の目玉(しかもぱっちりお目目)で恐かったです(笑)。

    返信削除
  3. へへへ、ブログ始めてみました。
    良かったら時々覘いて見てね。mixiから見れる(はず?)
    注)今のところ内容が読むに値しないかもしれません…

    返信削除