次の日の朝には、自分自身が詳細を調べる前に、夫の家族や友人から、私の家族の安否を気遣うメールや電話が次々に。
とりあえず、日本が夜中とはわかっていたけど家族に連絡し、全員の無事を確認。
やや興奮気味の母が、震度5の揺れを長く感じた後外出先で避難させられたことや、ニュースで流れる津波の被害状況を生々しく説明してくれて、今日本で何が起きているのかを意識させられました。
日本にいる時と同じように各局のニュースをライブで見る環境にいなかったけれど、インターネットで更新される記事をかじりつくように読み、できるだけ動画ニュースを見て自分なりに情報収集をしてきました。
あれから4日。
福島県や北関東で立て続けに起きた震度5から7レベルの余震、津波被害や二次災害、そして福島原発の事故、避難所での物資不足、東日本の計画停電など、多方面で次々に影響が出ていて、各地で被害が拡大している様子が、ここバンクーバーでもテレビや新聞などで大きく取り上げられています。
いつのまにか東北地方太平洋沖地震、東日本大震災とよばれるようになり、戦後最大の危機ともいわれる非常事態に。
テレビとインターネットを通じて知る、遠く離れた自分の国で起きている悲しくて恐ろしい事態に、今でも信じられず、自分の無力さを感じずにはいられなくて涙がたまに出てきてしまいます。
地震があった太平洋の向こうにあるカナダから、ただただ皆様の無事を祈るばかりです。
被害が比較的少なかった東京でも、これからが大変そうですね。
停電の実施とか、すでに始まっているスーパーでの品不足は、いよいよ普段の生活に支障が出てきたと聞きました。会社員の方も、通勤や仕事に影響が出ているようですし...
自分の友だちに妊婦さんやママになった人がけっこういるので、こんな状況で精神的に不安定にならないかも心配です。
ここバンクーバーで、毎日のように友人・知人から「ご家族や親戚、お友だちは大丈夫?」と気遣いの言葉をいただきます。
世界中でこの事態が重く受け止められていて、世界中の人びとが関心を寄せ、一刻も早い復興を願っていることも、カナダにいて改めて感じることができました。各国の協力を得て、また日本人が持つ真面目さと底力で、この危機を乗り越えていってほしいです。
軽々しく口にするつもりはありませんが、がんばってください。
そして一人でも多くの方が助かりますように・・・。
本当だね。何もできないくやしさわかります。家族や友達が無事で本当によかった。
返信削除また、自分の生活をしてるとふと日本で起きてる悲劇を忘れてしまいそうになる。
それだけ遠いってことなんだと思う。一人でも多くの人の命が助かり、少しでも早く復旧が進むように祈るしかできないよね。
カナダ人の友達たちが日本のこのニュースを聞いて、友の家族は大丈夫かなって一番に思ったって言ってくれた。とってもうれしかった。
どこにいても人が人を想う気持ちって大切。きっとその気持ちが寄付だったり、ボランティアだったり、人を助けることにつながるんだと思う。
どうかどうか、みんな生きて、がんばって生きて。心はいつもそばに!
ありがとう。
返信削除きっと遠く離れた国にいると、状況がわからなくて不安になっちゃうだろうけど、大丈夫。安心して。
日本の『我慢強さ』を見せつけたる!
私も留学先の友達達からメールをたくさん頂いて元気をもらったよ。
なんかこういう時に人のつながりや温かさを感じれるんだね。
>ともさん
返信削除コメントありがとう。遠くにいても近くにいても、そして年月が経っても忘れないことが大事だね。今は海外にいながら自分ができることをしていくしかないけれど。今度は福島の原発のことで政府が対応に追われていて、ニュースもそればかり。次々と災難が起こっている、ここまで深刻な事態の日本を見たことなくて本当に信じられない...
>びわさん
返信削除コメントをありがとう。日本から心強いメッセージをもらえて、こんな時こそこんな声が聞きたかったんだーって安心したよ! ニュースを通じて得られる情報には限りがあるというか、家族や友だちの様子はそこにいなければ分からないことだから、離れてて見えないと色々心配。でもびわちゃんも元気そうでよかった。不便も苦労もあるけど、体に気をつけてがんばってね。