2009年6月26日金曜日

DEPARTURES


先日、友達に誘われ「DEPARTURES -おくりびと-」を観てきました。バンクーバーで上映されている映画館は少なく、さらに水曜日までだったので、滑り込み!で鑑賞できたわけです。誘ってくれたAちゃん、ありがとう♪

以前、飛行機の中で中途半端に観てしまったこの映画、エンジン音のせいで音声が聞き取りにくいのと、他にも観たい映画があってまともにストーリーがわからず終いだったので、落ち着いて映画館でこの作品を観るチャンスがあって本当によかった!しかも、たったの$8で観れるんです〜。日本の"映画の日""レディースデー"と比較しても、とってもお得♪

お客さんは日本人らしき人もいたけれど、ほとんどは現地の方々と思われるお客さんたち。上映が始まっても席はだいぶ空いていました。

いよいよ上映スタート。ところどころで笑いが起き(しかもみなさんリアクションが激しい)、そしてクライマックスのシーンでは会場全体からすすり泣きが聞こえ・・・。国や文化を越えて、観る人々の心に響くものが、この作品にはあるんだな、と感じました。

山形という場所は自分に馴染みがないけど、少なくとも日本の風景だったり、葬儀の様子などは、映画を見ていて、すんなりと入ってくる。でも、きっとカナダで生まれ育った人たちからすると、すべてのもの(田舎の風景、家族のつながり、仕事に対する考え、おくられる人とおくる人という表現、日本独特の葬儀の様子など)が新鮮で、異文化をまた一つ知るきっかけになったのでは?と思います。

国も文化も違うのに、同じシーンでみんなが泣いてるとわかった時、日本の作品を通じて会場が一つになってる事にとても感動しました。もちろん、私もたくさん泣きました。

アカデミー賞受賞のおかげでこのバンクーバーの街でも上映され、この作品の認知度が上がったことが何よりです♪ 個人的には英語字幕で勉強になったし、海外で「おくりびと」に対するお客さんの反応を生で見れたし、このストーリーを観れたことが収穫かな。

ちょっと残念だったのは、前の席に座っていた日本人おばちゃま3人組が(何故この方たちはバンクーバーにいるの?なんて疑問も)、かなりオバタリアン(死語)だったこと・・・。食べ物沢山持ち込んで、大きな声でおしゃべりして、まるでピクニックしてるよう。同じ日本人として、ちょっと恥ずかしいかったな・・・。


5 件のコメント:

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  2. まりえもんー☆こないだはありがと♪あれから映画の情報見てたらまだ引き伸ばして今も5thの劇場でやってるみたい!木曜日までだから今日しかいけない!!っつって強引に見に行かせてごみーん

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  3. そっかそっか!好評なのかな。それはそれでもっとバンクーバーの人に見てもらえるってことで。急にでも誘ってもらって良かったよ〜♪でなきゃ、なかなか見るチャンスないと思うもん。久々に泣いたかも・・・!

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  4. 初コメしま~す☆
    お久しぶりです。こちらはシアトルより無事に帰国しました。
    『おくりびと』まだ見たことがないんですが、ロケ地は私の地元なんですよ。去年は地元のデパートで写真展などがありました。
    先々月のシアトルの映画祭でも、DEPARTURESは人気だったようです。それも地元の人に大変好評だったってことは嬉しいですよね!

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  5. >mioさん
    初コメントありがとうございます♪シアトルから帰国されたんですね。1年間お疲れ様でした!mixiのシアトル生活日記楽しみにしてました。 ところで「おくりびと」はmioさんの地元だったのですね☆だったら、是非観て懐かしい風景とストーリーに浸ってください♪こっちでこの映画の話題になったら「お友達の地元なの」って自慢しちゃおうかな笑。

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