2010年12月17日金曜日

molo design

molo designはバンクーバーを拠点に活動しているデザイナー兼建築家、ToddとStephanieの二人が立ち上げたデザイン事務所。

Webを見てもらうとわかると思うのですが、彼らのデザインする建築物や雑貨・家具は一見とてもシンプル。色使いが少なく、無印良品のような。でも段ボール紙を利用したアコーディオン式のソファやパーテーションとか、飲み物が浮いているように見える設計の底が丸いグラスなど、細部はとても手の込んだ製品が多いです。


先日この二人から結婚祝いで、グラスセットを頂きました。
以前からかわいいな〜と思っていたグラスとティーポットのセットだったので嬉しい♪
(梱包用の筒もシンプルだけどオシャレ〜)

これが前述の底が丸いグラスです。

前は段ボール生地のイス(黒)をもらいしばらく使っていたのだけど、狭い我が家では場所を取るので、今は折り畳んでクローゼットの奥に・・・(折りたたみ式というのが役立ちました)。

なぜ私たちがこのお二人とお付き合いがあるかというと・・・

実はこのmolo design、2002年に青森市ねぶたハウス(ねぶたの歴史や文化を伝える文化観光交流施設)建設プロジェクトのコンペを勝ち抜き、この施設の建設デザインを任されることになりました。(ねぶたハウスのリンク
そのプロジェクト立ち上げ当初、まだ学生だった旦那がmoloと日本側を繋ぐ通訳としてアルバイトをしたのがキッカケ。その後彼が仕事を始め、バイトを辞めた今でも仲良くさせてもらっているのです。

このねぶたハウス、色々な経緯を経て2009年工事に着手し、今年のいつだったか、やっと完成したのだそうです。

何度かmoloの仕事場(studio)にお邪魔したことがあって、moloの商品を沢山見せてもらいましたが、このねぶたハウスの外観もとてもmoloらしく、シンプルかつ斬新なデザインの建物で、図案を見せてもらった数年前から完成を楽しみにしてました。どこかアコーディオン式のペーパーソファやパーテーションと似た雰囲気で・・。

たまーにこういったアートな物に触れると、自分たちの独特のコンセプトやオリジナリティー溢れるデザインを生み出すアーティストってすごいなぁと思ってしまいます。

青森・・・いつか行くことがあるかしら。ねぶた祭りは身近な行事ではありませんが、もしあれば青森ねぶたハウスは必ず立ち寄りたいスポットです。


ちなみに、さっそくもらったグラスポットでグリーンティーを入れてみたら、詰まって大変だった(涙)緑茶は向いてないのかと思いきや、使い方間違えてたみたい。日常使いには危なっかしい食器なので、とっておきの日に使おうかな。

2 件のコメント:

  1. 最近、熱心にブログ更新してますね~^^
    元気そうで何よりです!
    それにしてもダンカン、さすが顔が広い!
    とても興味深いデザインです。どこでかえるのかなあ?

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  2. >jojojoさん
    時間に余裕がある証拠かもしれません(笑)
    寒くても、元気にしてますよ〜。
    moloはretailで販売していないそうなので、オンラインで直接買ってもらうことになると思います。ぜひWebでチェックしてみて下さい。

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