Sonoma Valley でワインを

前述のSnoopy Town、Santa Rosaを訪れ、ほんわかした気持ちになったところで、本日のお出かけの本当の目的である、カリフォルニアワインカントリー、Sonoma Valleyへと向かいました。

Sonoma County（ソノマ郡）はサンフランシスコからゴールデンゲートブリッジを渡り、北に50km程行った所に位置しています。Sonoma Valleyとはこのソノマ郡の中にある一区域で、お隣のNapa CountyにあるNapa Valleyとは、カリフォルニアワインの特産地として比較されたり、ツアーが組まれたりすることが多いです。

County of Sonoma Official Websiteはこちら

Sonoma Wine Country Official Website（日本語はこちら / Englishはこちら）

さて、北米でワイナリーを訪れるのは、カナダのペンティクトンに続いて二カ所目。

ペンティクトンを訪れた際もそうだったけど、私はワイン通でもなく、ワインを日々飲むようなオシャレな習慣も特にないので、「私のワインリストに新たなお気に入りワインを加えるっ！」という気合いを入れた目的があるわけではなく、素人レベルで人気のワイナリーのテイスティング自体を楽しんだり、ブドウ畑のステキな景色を楽しんだり、のワイナリー巡りといったところでしょうか。

250以上もワイナリーが散在するというソノマ郡ですが、日曜日も夕方に差し掛かり、Sonoma Valleyで実際に立ち寄れたワイナリーは二つ。”二つ以上”を目標にしていたのでクリアです。

ちなみに、その二つとはChateau St. JeanとSt. Francis。

Chateau St. Jeanの入り口とガーデン。

Santa Rosa市のビジターインフォメーションでワインマップをもらうと同時に入手した、提示すれば無料で（もしくは割引価格で）テイスティングというパンフレットが、この二つのワイナリーだっただけなのですが・・・（苦笑）。

Chateau St. Jeanテイスティングルーム＆店内。Best Tasting Room in Sonomaという称号を与えられているとか。

世界的に有名なワイナリーが点在し、ブドウ畑の景色が道路の両側にずっと広がるHighway 12沿いに、そのワイナリーが二つとも近い距離であったため、簡単にたどり着くことができました。きっと、もっと探せば家族経営の小さな知る人ぞ知るようなワイナリーも無数にあったことでしょう。

テイスティングは素人の私でも気軽に楽しめる雰囲気で、両方とも5〜6種類くらいずつのワイン（白、ロゼ、赤）を試飲しました。ほっぺたが赤くなりながら（みなさんお酒が強いので顔の色が変わるなんて私くらい？）、運転しないのをいいことに酔いしれるひととき。軽い白やロゼからスタートし、重めの赤へと進むテイスティングで再確認したことは、飲みやすさ重視の私には軽めが好みかな・・・と。一応、美味しいワインに出会ったことになるのかな。

で、おみやげに・・・と赤ワイン2本を調達。

その後はせっかくなので、ソノマ郡の南部周辺をドライブ。

Glen Ellenという、これまた小さな小さな町を通り過ぎました。夜にはひっそりしてしまいそうな寂しい場所ですが、昔ながらの雰囲気がすてきな感じ。”Fresh Vegetable Market”の看板が出ていたので、「お、またファーマーズマーケット？」と期待しながらその方向に行ってみると・・・

行き止まりのお家の前に、無人スタンドが。夕方遅くて門が閉まってるから、Closedかと一瞬勘違いしたけど、これこそがミニマーケットのことだったようです。日本の田舎でもよく見かけますよね。

トマトが主役かな？という印象。簡易冷蔵庫＆冷凍庫もあり、なんとお手製パスタソースまで売られてました。家からは小さな子どもの声が聞こえてきて・・・とてものどかです。

大きなトマトとRoma Tomatoを$2で購入。

そしてさらに南へと車を走らせ、City of SonomaのDella Santina'sというイタリアンレストランで夕食。ワインを少し飲んだだけで、プロシュートが無性に食べたくなるという単純な考えでイタリアンを選び、イタリア料理とカリフォルニアワインという組み合わせで、”ワインの旅”を締くくりました。プロシュート＆チーズの盛り合わせ、パスタ共にお味はなかなかの美味で（量はかなり多めだったけど）とても満足（＾u＾）。

帰りはまだ一度も通ったことのないベイブリッジを通過するため、行きとは反対の東周りでサンフランシスコへと戻りました。

色々と凝縮させてしまった一日でしたが、もっと多くのワイナリーを巡ったり、カリストガ温泉やスパを楽しむためには日帰りでは時間が足りない位、ソノマの素晴らしさを発見できました。皆さんがオススメしてたのがとってもわかる！

最後に、ベイブリッジの途中で降りられるTreasure Islandから眺める、サンフランシスコの夜景の写真です。パノラマ撮影したくなるほど、大都市は輝いていました。