東京唯一のタワー系観光スポットとして長年君臨してきた東京タワー。スカイツリーに高さは抜かれ、かつては東京のシンボルと親しまれていたのに、今はシンボルの座も人気も一気にライバルに奪われてしまった感があり、さぞかし寂しい雰囲気に包まれているのかなー...と思いきや、そんなことはありませんでした。
テレビでも紹介されていましたが、スカイツリー人気にあやかって、観光客はけっこう増えているのだとか。東京タワー、負けてません!
この前の週末も、とっても天気が良くて、団体観光客や小さな子連れの家族がたくさんいたのが印象的でした。今でも東京の観光名所なのは変わりないようで。
今住んでいる家の周辺から、時折眺めることができる東京タワー。遠くから見ても、近くから見ても、赤い鉄塔が青空にそびえ立つ姿は、やっぱり存在感がありますね。ライトアップされる夜もまた、高層ビルと並びながら一際目立っていて存在感たっぷりですが。
私は小学生になったばかりの頃に一度来て以来、二十数年ぶりの東京タワー、そして夫は初めて登るんだとか。もちろん、5ヶ月半の娘も初めてです。
フットタウンという東京タワー下の商業施設には、私が子どもの時に入場したことのある「蝋人形館」がまだあったり、屋上のチビッ子向け遊戯施設も当時と変わらない雰囲気で、何とも懐かしい気分になりました。
本日のメインである展望台は、まず150mの高さにある大展望台へ。
展望台行きのエレベーターに乗るのに、それなりに行列ができていましたが、待つこと15分くらいだったかな?
久しぶりの高い所から見るパノラマ、かなりワクワクしました。
遠ーくに、スカイツリーが見えます。あちらもあちらで、東京タワーを眺めていることでしょう。
近くの芝公園を見下ろし、お台場から六本木、そして少し離れた新宿までも都内を360℃くっきり見渡すことができて、「あれって○○じゃない?」とか「○○と●●はこんな距離だったんだね」とかあーだこーだ言いながら東京の景色を味わうのが楽しかったです。
さらには晴天だったのはもちろん、風がけっこう強くて空気中の塵が少なかったからか、横浜まで見えましたよ。
大人だったら足元がゾクッとしてしまいそうだけど、Daddyに抱えられてちょこんと座る娘。
真下を眺めているようだけど、きっと自分が高い所にいるって分かってないよね。
この大展望台の上にある、地上250mの特別展望台へは、この大展望台からしか行けないのですが、なんと70分待ち!私たちは150mの高さで十分満足したので、ここで帰りました。
東京タワーを真下から↓
全体的に建物自体が古くて、その昭和っぽさが良い味を出してたな。私の世代だけでなく、もっと上の世代の人たちの思い出も詰まってる感じ。
スカイツリーも良いけど、日本の高度成長期の象徴として日本に元気や夢を与えてくれた東京タワー、いつまでも現役でいてほしいですね。
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