2011年10月10日月曜日

北海道 函館の旅 - 4日目

もう北海道から帰ってきて2週間が経つというのに、何かとバタバタしててブログ更新の時間が取れず、しつこいようですが、最後の函館旅行日記を書かせてもらいます。

着いたばかりの初日には、まだまだ3日もある〜と思っていたのに、楽しい旅行はあっという間に時間が経ってしまいますね。

最終日をただ帰る日にしてしまうのはもったいなかったので、夕方16:30函館空港発の便で羽田に戻ることに。午前・午後とけっこう時間に余裕があり、1〜3日目は比較的のんびりと過ごしていたので、最終日に残しておいた観光地もありました。

というわけで、この日のメインは五稜郭公園函館朝市

宿泊していたホテルの窓から五稜郭タワーが近くに見えるほど、五稜郭公園は目と鼻の先だったので、まずは五稜郭へ、この朝も早めに向かいました。

タワーの開館時間が9:00だったのに、少し早めに着いてしまったので、少し公園内を歩るいたら、観光地なのに地元の人が犬を連れて散歩していたり、ジョギングしていたりする光景を見て、こんな歴史ある大きな公園が近所にあるっていいな〜と思いました。


タワーは最上階に展望台1Fと2Fがあり、五稜郭全体を見渡せるどころか、函館も360度見渡すことができます。

星形の五稜郭公園

函館市内

そもそも五稜郭は箱館開港にあたり江戸幕府が設置した箱館奉行所を防衛する城郭だったのが、後に箱館戦争の舞台になったことはあまりに有名。そんな歴史も展望台で紹介されていますが、新撰組の土方歳三が五稜郭にゆかりのある3人のうち1人ということで、土方歳三の生まれと地元が同じ私は、なんだか妙に親近感が湧いてしまいました。最期を遂げたのも函館ということで土方歳三にまつわるゆかりスポットは、他にも多々ありました。

箱館開港当時の様子を伝えるミニチュア資料(外人さん、瓶で酒を飲んでるの図)

歴史を学びつつ、腹ごしらえも欠かしません。疲れた脳みそには甘いものが美味しい!
メロンミックスのソフトクリームとカップ入り北海道メロン(夕張じゃなかったけど)
 

タワーから展望を堪能した後は、五稜郭公園内を散策。


さすがに広くて公園内全てを歩くことはできませんでしたが、ちょうど星形をした五稜郭の中心に位置する箱館奉行所跡まで行き、引き返しました。

そして次に向かったのが、函館朝市。
新鮮な魚介から農産物まで揃う市場でもあり、海鮮丼が食べられる食堂が何件も軒を連ねる場所でもあります。昼くらいまでに行かないと、お店が閉まってしまうので注意。

たらばガニ、帆立、ウニ、イクラがずら〜り。

広いこの敷地は農協ドーム。野菜に果物がたくさん並んでます。

初日の夜に魚介がトラウマになるまでは、ものすごく楽しみにしていた朝市の海鮮丼
本当は別の日に行く計画もしていたけど、どうも気分も胃も調子が上がらず、先送りにしていていて、やっと最終日には何とか回復して「東京に帰る前に海鮮丼食べるぞ〜」という気になっていました....

海鮮丼メニューが豊富な食堂が並ぶ、どんぶり横町市場の中を下見...
「どこで食べようかな〜」ガイドブックと店頭のサンプルメニューをじっくり比べて検討。

ところで、イカが有名なだけあってイカの生け簀をよく見かけました。
これだけ見ると「美味しそう」とは思えない不思議な生物だなぁ。

こんな活イカ釣堀をしたその場で捌いてくれるお店も。超新鮮なイカの刺身が食べられるってこと!

さて、私たちが迷いに迷って選んだのは「味鮮 まえかわ」。
ミニ丼があって、さらに三色丼・四色丼共に好きな具を選べるというのが魅力的で店内に入ってみたら・・・今までに多く取材を受けたり、芸能人が来たお店のようでした。

私が頼んだのは三色丼で、具は帆立、イクラ、トロサーモンにしました。味噌汁、小鉢付きで1260円なり。

量はちょうど良く、具は新鮮だしたっぷりで美味しかった♪ あれだけ嫌になりそうだった魚介を最後に美味しく堪能できて、本当に満足です。

お腹がいっぱいになったところで、まだまだ時間がある私たちはまだ行っていない、函館山の先にある岬(立待岬)に行くことに。ここは津軽海峡と函館市内を一望できる、端の端。ここへ辿り着くための細道には石川啄木一族のお墓もありました。


裏手が函館山なので、こんな崖の地形が続いています。

同じ海を眺めているはずなのに、函館のどこから見ても角度や景色によって違った顔を見せてくれるので、どこへ行っても飽きることがありませんでした。

もう一度、元町付近(その時の日記はコチラ)をドライブして、機会があれば行きたいと願っていたレトロなカフェに行こう、という話に。

古い民家や蔵を利用したレストランやカフェが多い元町地区では、いくつものレトロカフェを見かけたのですが、今回は大正10年築の蔵を改装した和風喫茶の「茶房ひし伊」というカフェを選びました。

洋風なアンティーク調の内装、タイムスリップしたようだけど、とても落ち着きます。

夫のウィンナーコーヒー。食器もすてき。

私は紅茶とコーヒーロール。メニューもどこか懐かしい感じがしました。

カフェを出る頃にはそろそろ空港へ向かうのにちょうど良い時間になっていたので、名残惜しい気持ちで空港へと車を走らせました。

天気が良かったお陰で、離陸後も函館を眺めることができ、羽田までもずっとスムーズなフライトでした。
「函館 さようなら〜」

体調に関して、やはり羽田に着くまで気が抜けませんでしたが、気分が悪くなることもなく、お腹がどうにかなることもなく、無事に旅行から帰って来られて、とっても安心しました。

何事もなかったからこそ、これからますますお腹が大きくなる前に、思い切って遠出する旅行に行けてよかったな〜と。あれからたった2週間経った今ですら「今のお腹だともっと疲れやすくなってキツかったかも」と思うので、あの時がギリギリのリミットだったかな。

広〜い北海道、札幌や富良野などまだ行きたい場所がいっぱい。次は子連れ旅行になるけど、是非実現させたいです。

とりあえず、残りのマタニティライフ、やりたいことを一つ成し遂げましたが、まだまだ楽しみたいと思います〜。

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