一夜明け・・・

バンクーバーオリンピック閉幕から一夜が明けました。

アイスホッケーで最後の最後に金メダルを獲得、そして閉会式を終えたバンクーバーの街は、日曜の夜にも関わらず、ものすごい数の人で溢れ、お祭り騒ぎは当分静まることなく続いたとのことですが・・・

今朝になったら、つい昨日までそんな状態だったのが嘘のように、すっかり静けさを取り戻していました。

昨晩22時過ぎに外を歩いて、人が多過ぎて身動きが取れないという、普段のバンクーバーでは全く経験しない混雑ぶりを目の当たりにした私たちですが、今日は「みんなどこに行ってしまったの？」と言いたくなるくらい、一瞬にして人々が消え去ってしまった感じ。（※ニュースで知ったのですが、28日にダウンタウンに現れた人の数は約20万人に上ったそうです。）

そして、消えてしまったのは人だけじゃなく、オリンピックモードも・・？

オリンピックの放送権があったCTVはすっかり普通のニュースに元通り。街中の看板や装飾は午後には次々に取り外されていました。あまりの余韻のなさに驚き・・。

今日は消えた聖火台も見に行きました。聖火が灯されていた期間は長蛇の列があったというこの場所も、今では人がチラホラ程度。そういえば私が聖火を見たのは、開会式後に遠目から眺めた一度きりだけ。3月12日に始まるパラリンピックでまた点火されるそうなので、乞うご期待です。

聖火台のすぐ隣にあるコンベンションセンターは、オリンピック期間だけ世界各国のメディアが集まるIBC（International Broadcast Center）やMPC（Main Press Center）が設置されていて、オリンピックが終わった今日もまだ元の姿に戻っておらず、ここは何とかオリンピックの雰囲気が保たれている気がしました。

とにかく今日は選手、関係者、観光客の帰国＆帰郷ラッシュで、バンクーバー国際空港史上最も利用客が多い日になったのだそうです。

日本選手団も帰国してしまったみたいですね。結局、選手や有名人と街で遭遇することがなかったな〜。

テレビのニュースで、繰り返しオリンピックのハイライトシーンを眺めるだけになってしまって本当に寂しいです。人々が各地へ帰っていく空港の様子を見るのも、さらに寂しい気分にさせます。

そういえば、今年の2月は28日までだったこと忘れてました。今日から3月なんて、冬季オリンピックが終わったかと思ったら ”春はすぐそこ” って響き。これからバンクーバーはどう変化していくのかな・・。