私たち人間は7月8日にバンクーバーを発ち、9日には東京に届いていたけれど、なんと私たちの荷物が詰まったコンテナは、書類の処理が遅れ7月末までずーっと、バンクーバーの港を出発しないまま放置だったそうです・・・(おいおい)。
しかもそれを知ったのは8月中旬を過ぎてから。7月の間、「きっと今頃太平洋の海を渡ってるんだろうな〜」なんて待ち焦がれていたのは、とんだ勘違いだったのです。
8月29日にやっとこさ横浜港に到着したコンテナ、余計なことに一度上海に寄り道までしたらしく、どこまでツイてないんだろう・・・という感じですが、日本に到着してくれたことで、搬入の日(=モノの引っ越し)は9月3日、と決定。
待ちに待った、バンクーバーで生活していた頃使っていたモノがやっと届く!
家具に、キッチン用品・食器に、洋服に、BBQセットに、思い出の写真に、もうそれは色々。
当日は朝の9:00に業者の人が来て、どんどん大きな段ボールが運ばれてくる。
2ヶ月半前にアパートを出た時、次々に包装紙で包まれて詰め込まれてた物たち、やっとご対面です。
あー懐かしい、そしてはるばるここまでやって来てくれたのね...
思いが込み上げます。が、そんな気分に浸ってる暇もなく、一気に部屋が段ボールで埋め尽くされて、仕分けやら片付けやら、現実の世界に引き戻されるわけです。
業者の人に「この箱はどこに運びますかー?」と聞かれるので、「あの部屋で」「これはここで」と指示をしながら、私はひたすら台所で食器・キッチン用品を仕分け。2ヶ月もコンテナの中にあった食器をそのまま使うのは嫌なので、自分の手と食洗機を駆使して、ずっと食器洗いに徹しました。
バンクーバーではあんな小さなアパートにいたのに、こんなにキッチン道具があったんだ...とびっくりするくらい、最後は台所が物で溢れて足の踏み場もない状態に。
業者の人が全ての段ボールや荷物を運び終えたのが、お昼の12:00。たったの3時間で作業が終わったのは意外だったけれど、業者の人が去り、そこから私たち夫婦だけでする作業が予想よりかなり大変でした。
一つ一つの段ボール箱の中身を仕分け、片付けしていくと、気付いたら1時間、2時間があっという間に経過。あまりに夢中になり過ぎて、昼食を食べ損ねそうだったので、恥を捨ててほぼすっぴん&埃まみれで近所のミッドタウンにてとんかつランチ。
お腹を満たしたところで、家に戻ったらすぐに作業開始。
8割方片付けを終えた頃には、夜中の12:00になっていました。
妊婦には汗だくになって作業するのはキツかったけど、日頃の運動不足を解消できたような気がします。
ここまで頑張れたのは、次の日に我が家で、大学時代の同じ学科の仲良し4人が集まることになっていたから。この再会は元々予定されていて、しかも地方から来る2人が家に泊まることも決まっていたのに、後から9月3日の引っ越しが決定したものだから、焦った焦った。
引っ越し当日は、とてもじゃないけど次の日ゲストを迎えられるような状態ではなく...
あと、夫が6日から出張に行くこともあって、できるだけ週末のうちに終わらせておきたかったのです。
よりによって、引っ越しと来客&出張が一気に重なってかなりバタバタしましたが、終わらせなければいけない目標があったからこそ、頑張れました!(台風の影響で、引っ越しも延期になる話も出ていたけど、決行できて本当に良かった...)自分たちの家具や物がインテリアとして並んだ家は、やっと我が家らしくなりました☆
お陰さまで、友だちが来る頃にはすっかりキレイに片付いて(=所々ガラクタを隠して&納戸に押しやって)、4人揃っては数年ぶりの再会を我が家にてのんびりゆったり楽しみました。
4人で大学にいた頃は、まさか数年後にこうやって自分の家に集まって、人生あれこれ語ってるなんて想像もしてなかったな。みんな20代を卒業して、話題はちょっと大人らしくなったとはいえ、相変わらず昔と変わらずくだらない話で笑い合って。気のおけない友だち、これからも頻繁に会えないとはいえ、これからも変わらない間柄でいたいです。
この中には、11月出産予定の妊婦の友だちもいて、同い年になるのも楽しみ。
お泊まり組の友だちとも夜な夜な語って、なんとも充実した週末でした。
夫も無事に出張へ行ったことだし、私は今日から実家でゆっくりしてきま〜す。
0 件のコメント:
コメントを投稿