2011年9月27日火曜日

北海道 函館の旅 - 2日目

9月23日(金)。昨日の曇りにかわって、2日目の函館は晴れ♪
朝起きると、昨晩食べ過ぎて疲れきったお腹は、ぐっすり寝たことでようやく落ち着いていました。

青空と青い海が眼下に広がる露天風呂、入らなきゃもったいない!ということで、早朝からゆっく〜り温泉タイム。晴れてても外気温は低く、これまた温泉に入り甲斐のある気候でした。

温泉の後は・・・本来なら楽しみな朝食の時間。でも食べきれない程の魚介尽くしの夕食がフラッシュバックして「もう魚料理はいいや....」とカラダも気分も海の幸に対して拒否反応が(笑)。東京にいた頃は、あんなに海の幸を楽しみにしてたのに(涙)。

ここは、朝食でも新鮮な海の幸が食べられる、というのがウリなんです。
特に、朝揚げされたばかりの旬な山盛りイカ刺身(下の写真↓)がとっても人気なんですって。

普段から朝食は洋食派の私、旅先での和食の朝食はいつも新鮮味があって楽しむのですが、今回ばかりは、煮付けなどもとっても重く感じてしまいました。夫も「洋食が恋しい....」とポツリ(笑)。

またまた食べきれなかったけど、半透明でいかにも新鮮なイカ刺は、甘くて弾力があって確かに絶品でした。

それにしても、津軽海峡を眺めながらの食事はなんとも贅沢な時間。
この日は晴れていて、青森の下北半島・津軽半島が両方くっきり見えていました。

宿を後にした私たちが向かったのは、その晩に夜景を観に行く計画をしていた函館山の山頂。
4月25日〜10月15日の期間、山頂に続く観光道路が17:00から22:00まで自家用車での通行が禁止されてしまうのですが、日中はドライブが可能なのです。

函館の街が360度一望できる、絶景スポットの函館山。

函館湾と津軽海峡に挟まれた街は、まさに地図などで見る北海道の南端なんだな〜と感慨深かったです。

お次は元町観光。
函館は1859年、長崎や横浜とともに開港して外国文化が古くから根づいたため、今でも異国情緒あふれる街並が残ってます。

教会や洋館、領事館が多く、昔の建物がそのまま残されていたり、市電(車両もとても古い)がまだ走っていて、本当にレトロな雰囲気が漂っていました。

函館ハリストス正教会前の道

函館の街を黙々と描く絵描きさん

カトリック元町教会... 前のソフトクリーム屋さんにて
無添加なのでトロトロ〜柔らかいソフトクリームでした。

八幡坂。坂の上から函館湾が見える、映画やCMにも登場した有名な坂なんだそう。

そう、ここはけっこう坂が多く、妊婦が長時間歩くには少しきつい地形だったのです。
ほとんど車での移動になりましたが、この他旧ロシア領事館、外国人墓地などにも行きました。

昼食は念願の洋食を創業明治12年、老舗の洋食店「五島軒本店」にて。
(当日の朝まで忘れてたけど)実はこの日、3連休の初日。午後になると人が増えてきたな〜とは思っていましたが、案の定、五島軒では30分待ちと言われてしまいました。

実際は20分程で席に通され、注文したのは、

夫が蘆火野カレー(肝心のカレー、写真撮り忘れました)

私がオムライス デミグラスソース添え

昔ながらのオーソドックスなお味で、懐かしいおいしさでした。お値段もなかなかリーズナブルなのも良いですね。

引き続き、元町観光。

旧函館区公会堂

旧イギリス領事館(中も見学しました〜)
一部中をカフェとして改装し、アフタヌーンティーを楽しめる「ヴィクトリアン・ローズ」もありました。カナダのビクトリアを思い出すイギリス調の内観に、少し懐かしい気分に。

写真でも分かりますが、そろそろ函館山に行こう...という夕方には徐々に曇りになってきてしまい、夕暮れ時から夜景に変わる瞬間を無事に拝めるのかしら・・・という不安が襲います。

日中とは違い、山頂まではロープウェイで登るのですが、山麓の無料駐車場、早めに停めたお陰で余裕でスペース確保できました。この後、ものすごい行列になるんですよ〜。

9月の日没時間は17:50。16:30過ぎには山頂に到着し、夜景に変わっていく函館の街を展望台付近をうろうろしながら待ちます。ーが、先ほどの不安が見事的中。


夕陽が見れないどころか、西の方にある雨雲は遠くで雨を降らせているし、雷が雲の中でチラホラと。しかも、こっちの方向に向かって来てる・・・

ついに分厚い雲が函館の街を覆って、ポツッと雨が顔に当たり・・・

これは気温も一気に下がるし、雨の中外で立ち続ける訳にもいかないので、急いで展望施設内の喫茶店へ避難。屋根の下、絶景を一望できる窓際の特等席は既に人に取られてしまっていましたが、なるべく近い席を確保でき、しばらくここで眺めることにしました。

この後、ものすごい大きな落雷が何度も目の前で発生。さすが、ここ近辺で一番高い場所なだけあって、距離が半端なく近く、音も光もすごい衝撃でした。

お陰で全然夜景の移り変わりを楽しむ余裕もなく・・・雷がおさまる頃には、すっかり辺り真っ暗の夜景になっていました。天気だけはどうしようもないけど...ちょっと残念。


最終的には雨が止んで、夜景を見れただけでもよかったかな。
昼と夜の違った函館の街の姿、両方見るのはオススメです。

夕食はまたもや洋食。いち早く外国文化が根づいた函館では洋食文化も伝統があるようで。
ベイエリアにある、昭和の香り漂うハンバーグ専門店、白凰館 でボリュームたっぷりのチーズハンバーグを。

同じ”満腹”でも、昨日と違って気持ち悪さがないのはどうしてだろう?
カナダではあんなに恋しかった和食、まさか洋食でお腹もお口も落ち着いちゃうなんて。昨日はよほど魚介にやられてしまったのでしょう・・・ 食べ過ぎもほどほどに、ですね。

2日目、終わり〜。

つづく

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