私自身が最も楽しみにしていた女子シングル、23日のSPと昨日のフリーをもって、とうとう終わってしまったかと考えるととても寂しいです。
日本では会社のお昼休みにテレビを観てみんなで盛り上がってた、なんていうメールを友だちからもらったけど・・・やっぱりフィギュアに日本国民は釘付けだったのかな。
25日フリーの日、私は夕方から友人Mさんのお家にお邪魔して、Mさん一家とオリンピックのため日本から訪問中のKさんと一緒に、夕食をご馳走になりながらテレビ観戦。息を飲むような緊張の4分間。演技中、ジャンプの度に握った拳に力が入り・・完全に見入りました。
それにしても韓国のキム・ヨナ、圧巻の大勝利。真央ちゃん、まさかの銀メダル。
確かにキム・ヨナの演技はパーフェクトだったけど、なぜ真央ちゃんとの点差があそこまで開く程に高得点だったのか、素人目で見て納得するのが難しい結果のようにも思えました。
でもやっぱり、自信に満ちたあの演技と表情といい、プレッシャーを抱えながらも完璧に全てを決めた精神力の強さには誰も敵わない・・のかなぁ。
キム・ヨナに関しては、”コーチのブライアン・オーサーがカナダ出身でカルガリーオリンピックのフィギュア銀メダリストだから”、とか”彼女の練習拠点がトロントだから”という理由で、カナダ開催のオリンピックでメダルを獲るのに有利だなんて、根拠のない噂もありました。
でもその噂の真実がどうであれ、ここバンクーバーにいて感じたことは、カナダで最も有名で注目度が高い外国人選手は間違いなくキム・ヨナなのでは、ということ。
日本のメディアで「女王キム・ヨナ」と称していたけど、北米でも本当に"Queen Yu-Na"と呼ばれてたなんて、ここに来て初めて知りました。
その世界女王の唯一のライバル、として知られてるのがMao Asadaこと真央ちゃんといった感じで、日本のようにトリプルアクセルを成功させる数少ない選手としての注目度がもっと高ければいいのに、と個人的に思っていたのだけど。
実況解説者のキム・ヨナの演技の褒め方は褒め過ぎってくらいで(全員一致の意見)、日本人選手を応援する者として聞いてて悲しくなる程でした・・・トホホ。
他にも、何でこの選手の方が点数が低いの?など、どうにもこうにも納得のいかない結果にブーブー言ってました。ほんと、採点競技ってよくわからないな。
上記のキム・ヨナ vs 真央ちゃん対決をよそに、黙々と勝負に挑んでいたのが、カナダの期待を背負ったカナダ代表ジョアニー・ロシェットかも。母親の急死という悲しみを乗り越えての出場、そして銅メダル獲得までを多くのカナダ人が見守っていたことでしょう。
真央ちゃんの涙は本当に悔やまれるけど、競争や対決を抜きにしたら、各選手たちの奮闘は観ていておもしろく、熱く、とても心打たれました(涙)。
というわけでフリー前日の公開練習で撮影した写真です↓
鈴木明子選手はオリンピックという大舞台で滑る喜びが滲み出ていて好印象でした。
4年ぶりの雪辱はメダルで果たせなかったのが残念・・。
真央ちゃん登場。念願の生真央ちゃんの滑りが見れて嬉しかった♪大人っぽい滑りだな〜と思いました。
いつまでも日本人選手の活躍の余韻に浸りたかったけど、ここはカナダ。
その後テレビでは、ジョアニー・ロシェットの演技や金メダルを獲ったばかりの女子アイスホッケーの試合の様子に切り替わってしまいました。
ちょっと日本のテレビ番組が恋しいです・・。
僕も感動しながら観ました!
返信削除正直、途中からメダルは誰でも良くなりました。なので点差はあまり覚えていません><ヨナも素晴らしかったし、真央も!こんなこというと日本のファンから起こられそうだけども…
個人的には最後に出てきたせいもあるのだろうけど、USAの未来ちゃん?がとても印象に残った^^
皆、素晴らしい演技だった!!!
ヨナ、浅田両選手の活躍は、ともに拍手です!!
返信削除実は私、上記選手より、ロシェット選手の方に気持ちが行ってしまった派です。。天国のお母さんのためにも絶対にメダルは欲しいという気持ちになったのではないかな?
人って思わぬ所で底力が出るんだな〜。とも思いました。
それにしてもカナダでリアルタイムの雰囲気を味わえるなんて、えまさん羨ましいわ:)かお。
>jojojoさん
返信削除jojojoさんの”メダルは誰でも・・・”という考え、まさにオリンピックに不可欠なスポーツマン精神ですね!でも日本でずっと真央ちゃんを応援していた私には・・点数やメダルがどうしても気になってしまって^^;。長洲未来選手は若いし初五輪なのに素晴らしい成績を残してびっくりです。米国代表だけど日本人の両親がいて親近感があるし。 今までで一番フィギュアスケートに熱を注いだかもしれないです!
>かおさん
返信削除コメントありがとう。開催地バンクーバーにいて、すぐ側でオリンピックを感じられて貴重な経験してるな〜と感じる毎日です。韓国のフィギュア界に初のメダル、しかも金メダルをもたらした功績は、カナダメディアも注目していて興味深かったよ。米国代表のRachael Flatt選手や長洲未来選手の演技も素晴らしかったよね。もう一度、結果や点数を気にせず、リラックスして他の選手の演技を観たいくらいです!