2012年10月5日金曜日

Nordic Trip 北欧の旅 フィンランド編 2

続いてまたまたフィンランド日記。

今回は北欧デザインとの出会いにフォーカスして、写真中心に綴っていきます。

北欧デザインの家具や雑貨と言えば、おしゃれでかわいくて、でも素朴な懐かしさもあって、いつの頃からか「こんな物に囲まれて暮らしたら、毎日の生活がワクワクするだろなぁ」なんて憧れを抱いたものです。




おそらく、中心部でも一番華やかなエスプラナーディ通りで、マリメッコ発見。その他イッタラなどの有名店が並んでました。










北欧に来るまですっかり存在を忘れてました、ムーミン!
ムーミンはフィンランド生まれなんだって。 










キャラクター好きな日本ではお馴染みだけど、カナダ人の夫はムーミンのこと知らなかったです。 


さすがはサンタさんの故郷のフィンランド。もうクリスマスグッズが並んでいましたよ。
そしてトナカイモチーフの雑貨もいっぱい。




宿泊したホテルはデザインディストリクトと呼ばれるフィンランドブランドやおしゃれなお店が集中するエリアだったみたい。

ちょっと歩くだけで、ちんまりとした、でも凝ってて気になる雑貨屋さんやブティックに出会えます。さすが北欧〜!ビバヨーロッパ!













早朝張切って街を歩いても、とにかく開店していないお店が多い中、朝10時にはオープンしていたDesign Forum Finland。

フィンランドデザインを発展させる目的のショールームだそう。広い店内に個性豊かなアーティストの作品(家具、キッチン、ステーショナリー)が並んでる。ユニークでおもしろい物がたくさん。





雨宿りのために寄ってみたデパートStockmann。内装も商品陳列も何だかオシャレです〜。


ベビー用品売り場も行ってみた。品揃えの豊富さ、クオリティーの高さ、何となく日本のデパートに似てるかも。カナダのざっくりな感じとはまた違う。


小さな赤ちゃん連れでは今回は行くのが無理かな、と半分諦めていた博物館や美術館。
でも、デザイン博物館は行ってみたくて挑戦しました。
娘がぐずらないかヒヤヒヤしながら、ささ〜っとフィンランドにおけるデザインの歴史をお勉強。


木でできたかわいいパズル、おみやげに一つ購入しました。



ある意味博物館より目立ってた、併設するカフェ。


気になったので入ってみた。

椅子やテーブルがほとんど木製。

おしゃれなだけでなく、木の温もりのお陰でホッとできます。
涼しいから、温かい飲み物がおいしかったです。



隣テーブルの老夫婦が食べる食事に釘付けの娘。見過ぎ...笑。


3カ国の旅で初めに訪れたフィンランドのヘルシンキ。歴史的に見れば若い国だけど、独特の建物や近代的な文化が存在し、海に緑にたっぷりの自然も共存していて、人々がのんびり平和に暮らしてる、そんな雰囲気が印象的な街でした。


ひとつひとつの日記をアップするのにだいぶ時間がかかっていますが、お次はストックホルムについて書きたいと思います。

2012年9月25日火曜日

Nordic Trip 北欧の旅 フィンランド編

6月にカナダに行ったばかりの我が家ですが、つい先日、またまた0歳児を連れて海外旅行へ行ってきてしまいました。

行き先は、私たち夫婦が結婚前から興味を持っていた北欧!

赤ちゃん連れということもあり、4カ国全て周遊するのは諦め、ノルウェーを除いたフィンランド、スウェーデン、デンマーク3カ国各1都市ずつ、旅してきました。

まずはフィンランドのヘルシンキの旅行記から↓↓↓



9月7日(金)、成田空港からスカンジナビア航空の直行便にて、コペンハーゲン(デンマーク)へ出発。約11時間半のフライトを経て、コペンハーゲンに一泊後、9月8日(土)にヘルシンキへ飛行機で移動。


搭乗後すぐに出されるスナックとドリンク。
北欧デザインのスタイリッシュさがきらりと光るアメニティ。










スカンジナビア航空でバシネットが使えるのは生後9ヶ月まで。娘も9ヶ月になるところでギリギリで使用が可能で助かりました!










滞在したのはHotel GLO Art
開業まもない新しいホテルで、お城のような外観が特徴のヨーロピアンな雰囲気が楽めるホテルでした。












着くなりベッドにゴロ〜ん。
ずっとベビーカーに座りっぱなしだから、たまには寝っころがらせてあげようと。
「ん?フムフム....」ホテルの案内冊子を読む娘。


今回の旅で宿泊したホテルの中では、朝食の充実っぷりがダントツ一位でした。
パンの種類が豊富で、サクサク、バターたっぷりのクロワッサンは絶品。


栄えている中心部がキュっとコンパクトにまとまっているヘルシンキの街。
土日はカフェでさえオープン時間が遅く、朝早くに歩くと人がかなり少ないのが印象的でした。












防寒のためなのか、アートなのか、公園の木の幹がオシャレな布をまとっています。

フィンランドがまだスウェーデン王国の一部だった1700年代頃にロシアから国を守るため建てられた海上要塞、スオメンリンナ。ヘルシンキ沖に浮かぶ島々が要塞になっており、こちらへはフェリーで向かいました。










今は世界文化遺産に登録されています。












大砲や防空壕跡が残っていながら、カフェやレストランもあり、すっかり観光名所となっているようです。私たちもお昼の腹ごしらえは海に面したカフェで。





こちらはフェリーが発着するフェリーターミナル近くのマーケット広場。













手作りの編み物帽子、トナカイの毛皮、木製雑貨など北欧感満載のマーケット。多種多様なお店が所狭しと出店しています。

同じマーケットつながりで、もう一つのマーケットも別の日に行きました。
ヘルシンキ中心地北部にあるハカニエミ・マーケット。下町情緒あふれる昔ながらのマーケット。


食料品や雑貨店が並んでいて、おみやげ選びが楽しい場所でした。



北欧といえば!のマリメッコも。ここではベビー用品も取り扱っていて、カラフルで珍しい柄のベビーグッズを見てるだけで随分時間を費やしてしまいました。












なかなか美味しいグルメに出会えず、苦戦した印象が強いヘルシンキですが、味・雰囲気共によかった〜と思えたカフェ・レストランを2店ほど。

ホテル近く、Fredrikinkatu × BulevardiのCafe Ekberg(カフェ・エクベルグとよむ)。
1852年創業のベーカリーカフェだそう。

ビュッフェスタイルで、焼きたてパンや焼き菓子が食べ放題。卵料理が沢山ありました。










早朝の散歩がてら寄ってみたけど、地元の人が通勤途中、通学前に朝食をつまむのに利用しているようなカフェで、観光客は私たちだけ。ローカル感が味わえるお店でした。

お次はレストラン↓
せっかくフィンランドに来たのだから、一度くらいはフィンランド料理を味わおう、ということで訪れた、伝統的な田舎料理で有名なSavotta(サヴォッタ)。
















料理に使われる材料はフィンランド産にこだわっているとのことですが、メニューを見てびっくり。トナカイのステーキに、熊のミートボール、ラム肉などなど。

トナカイも熊も食べる勇気がなく、ラムも苦手な私。もしや食べられる物がない・・・?
と一瞬ドキリ。

でも私でも食べられそうなメニューありました。サーモンのクリームスープ。これも伝統料理だそう。

















夫はヘルシンキに来て二度目のトナカイ料理に挑戦。味は牛肉に近い...?














木こり小屋をイメージして造られたという店内は薄暗く、アンティーク調のテーブルや椅子が昔ながらのイイ味出してます。店員さんのコスチュームも田舎の木こり風で、何だかタイムスリップしたみたい。


実はあともう1つ、デザインミュージアムに併設されたカフェもオススメですが、そちらは次の日記で。

2012年9月5日水曜日

お座りとフロアマット

娘が一人でのお座りをし始めたのは(というか親である私が練習させ始めたのは)7月頃だったでしょうか...。生後7ヶ月になって、同じ月齢の子を持つママたちが、ウチの子少しずつお座り始めたよ〜なんていう話を聞いて、「あ、ウチもそろそろやらせてみようかな」と思い立ち、時間があれば少しずつお座りさせるように試みました

そもそも私が育児本やマニュアルなどを読まずに子育てをしてるので、どの月齢で何ができるようになるのか、大体のことは分かっていても、細かいことはあまり知りません。区からもらう冊子や発達カレンダーを見れば、そういった情報は大まかに載ってるので、あくまでそれを参考にしながら、発達の遅い・早いは気にしないようにしています。

ところで、お座りの練習は、かかりつけの病院の小児科の先生に「無理やり練習させてはいけない」というような助言をされてしまいました。

自ずと座るようになるから、まだ腰回りの骨のつくりが未発達の状態で練習するのは体に負担なんだとか。でも、自ら手足を使ってお座りするようになるなんて、到底先のことだと思うのだけど...。

やっぱり、お座りのきっかけは与えてあげたいしな〜と考え、体に負担にならなそうな短時間だけ、毎日お座りさせるようにしました。だって、お座りした方が目線が高くなって楽しそうだし、遊びの幅も広がると思ったので。

にしても、まあ最初のお座りの不安定さと言ったら。グラグラ、前に倒れそうになっても腕で支えることを知らないので、おでこからデーンと倒れるわ、ひどい時は真後ろに倒れて頭をごっつんこ。さすがにフローリング(薄いマットは敷いてた)にゴンって音を立てて倒れた時はヒヤっとしました・・。傍にいたのに、一瞬の隙に倒れてしまって(涙)。

かわいそうに、そんなことが2、3度あったので、急遽フロアマットを増やしました。
今ではうちのリビングはこんな状態です↓


実は、あともう1セット違うフロアマットも敷いています。
さすがに全部敷き詰めるのは無理だったので、フローリング部分の面積はまだけっこうあります。ハイハイ(ずり這い)をするにはフローリングの方が前進しやすそうなので、どちらも利点ありだけど、立つようになったら、また頭をぶつける心配が出てくるんだろうな。

お座りもだいぶ安定し、長くできるようになってきたけど、まだまだ一人にはできません。ウチの子は、どちらかと言うとハイハイ(ずり這い)の方が得意のようで、ずり這いに関しては、一度できるようになってからは日々スピードアップし、距離も延ばしていきました。

今では部屋中どこでもウロウロ、気付いたらかなり移動しててビックリします。
ハイハイでの追いかけっこも大好きになりました。


ちなみに、このフロアマット(上の写真)を購入した時、目を離した隙にハイハイして遠くへ行かないように、囲いの用途も兼ねて、端が壁にもなるフロアマットを選びましたが、組み立てるや否や、ものすごい破壊力で壁をなぎ倒してハイハイし、何食わぬ顔して外へ出て行ってしまいました....。撃沈。

まだまだお座り練習中(お座りの状態から、一人ではいまだ身動きとれず)。
見た目以上にクッション性が高いので、今では囲いとしてではなく、普通のフロアマットとして使用しております(笑)。


2012年8月27日月曜日

ベビーチェア

5月の半ば(娘が生後5ヶ月頃)にスタートした離乳食。
今では朝夕2回、だいたい同じ時間にあげて、食べられる食材の種類も増え、離乳食生活が軌道に乗ってきました。そしてありがたいことに、何でもよく(というかものすごく)食べる!

初期の頃は私のひざの上にちょこんと乗せて、おかゆを数さじ食べさせてたのが、だんだん食事時間が長くなってきたのでそれが限界になり、その次はベビーチェアを購入するまでの繋ぎとしてバンボチェアに座らせて食べさせていた時期もありました。

バンボチェアはなかなか便利だったけど、食事するには疲れる姿勢なのか、月齢が進むにつれて周囲が気になって食事に集中しないし、娘の動きが落ち着きがなくなってきて、これもまた食事させにくいな...ということで、ついにベビーチェア購入しました!


SDI Fantasiaという子どものための家具を専門に扱う日本ブランドの、New Bambiniというベビーチェアです。

上のベビーセットを取れば、大人になっても椅子として使えるタイプです。さらに、倒せば木馬としても使えるんですよ。

購入当時一人でのお座りはまだまだ安定しない娘でしたが、このベビーチェアはしっかりお尻を支えてくれて安定感があるので、座り心地が良さそう。













何より、視線が高くなって、大人の目線で食卓を囲めるのが楽しいみたいで、座らせるとご機嫌なことが多く、離乳食もとってもあげやすいです。


探し出したらベビーチェアって沢山種類があって、選ぶのは楽しいけど迷って決めるのに意外と時間がかかってしまったなぁ。値段も安い物からそこそこする物まであって、テーブル付き/なしにするとか、色もナチュラル系にするか、カラフルな物にするか、とか。

けっこう数社のブランドを比較した中で一つ気付いたけど、今ってほとんど日本製のイスはないんですね(涙)。

最終的にノルウェー発ブラントSTOKKEの、トリップトラップ(ベビーチェアでは有名ですよね)と、このNew Bambiniに絞り込み、デパートで実際に商品を見たり、試しに座らせてコチラに決めました。

トリップトラップも大人まで使えるタイプで、どちらも捨てがたく、店員さんが笑っちゃう程長い時間「ああだ、こうだ」言いながら、う〜んう〜んと悩んでしまった私たちです。

でも、やっぱりこのNew Bambiniの丸みをおびたかわいらしいデザインはかなりお気に入りですし、サイドのバーを肘掛けとして使えること、娘の座った様子などからしても、こちらにして良かったなーと、実際に家で使い始めて改めて思う毎日です。

心配していた、我が家のダイニングテーブルの高さ(カナダ仕様なので若干高め)との相性も問題なさそうです。













↑ちなみにこの表情は「写真なんか撮ってないで早く食べさせろ〜」と申している怒り顔です....。


このSDI Fantasiaというブランド、New Bambiniの他にもユニークで可愛らしいデザインの子ども用家具があり(種類は少なめ)、ホームページを見ているだけでもおもしろかったです。ちょっと変わったオシャレな家具を探しているならオススメ。

ベビーチェアはお値段少々高めでしたが、普段はIKEAなどで家具を揃えていた私たちにとって、長く使ってほしくてちょっとだけ贅沢をした気分。娘に大きくなるまで使ってもらえるといいな。

2012年8月3日金曜日

カナダに行ってきました 滞在編



2週間ちょっとのカナダでの滞在、日本にいる友だちからは「さぞかしゆっくりのんびり過ごせたでしょう〜」と言われたのですが、実際はスケジュールがハードで、そんなゆったりはできなかったかな、というのが本音です。

バンクーバーに到着し、2日滞在した後にすぐフェリーでビクトリアへ移動、そしてビクトリアからはカルガリーを経由してサスカトゥーンへ飛行機へ。ビクトリア・サスカトゥーンではそれぞれ3泊し、またバンクーバーへ戻る...という、なかなか移動が多い旅でした。

ビクトリアは夫の実家があり、義母方の祖父母(娘にとってはひいおじいちゃん&ひいおばあちゃん)がいて、またサスカトゥーンは義父方の祖父母が住んでいます。そう、ビクトリアとサスカトゥーンへ行ったのは、今回の旅の最大の目的の一つである、娘をひいおじいさん・ひいおばあさんに初めてお披露目するためです。

ただでさえかわいい孫(夫のこと)に新しく誕生した赤ちゃんとあって、小さな曾孫は目に入れても痛くないほどかわいい存在なはず。ぷくぷくムッチリしてて寝っ転がってるだけの、一番かわいい月齢ですし、予想通り訪問をとっても喜んでくれ、娘を思いっきり可愛がってくれました。

カナダの家族や親戚と一緒にいる間に関しては、次々に抱っこしてくれたり、面倒を見てくれていたので、普段の家での子育てに比べたら、だいぶ楽ができた気がします。私の腕や腰がお休みできて喜んでました。


バンクーバーに戻ってからは連日、バンクーバーに住む友人やお世話になった人と会って、もちろん娘もお披露目して、忙しかったけどとーっても充実してました。




また、2週間という短い滞在期間に、娘の生後6ヶ月を祝うハーフバースデー、父の日、夫の誕生日...とちょうど家族のお祝いイベントが目白押しで、カナダ側の家族と普段会えない分、特別な日を過ごせてよかったかな〜という感じです。



1年前まで住んでいた懐かしい街。昨年は妊婦として歩いてたけど、今年はベビーカーでぶらぶら.... 不思議な気分です。


↑ロンドンオリンピックで盛り上がる今、遠い過去のように思えるバンクーバーオリンピックの聖火台


赤ちゃん連れの外出って、日本でも初めての場所に行く時はドキドキなのに、カナダは日本とは勝手が違うし、住み慣れたバンクーバーの街もママ目線で街をウロウロするのが初めて。エレベーターを利用したくて、「確かこの辺にあったような...」なんて記憶を辿ってキョロキョロ探しちゃったり、まるで観光客のような自分(笑)。


また、いくらバンクーバーの公共交通手段がバリアフリー&ママとベビーに優しくても、ベビーカー+重い荷物(スーツケースなんてあったら尚更...)抱えての外出は何かと大変。近場に行くにも遠出するにも、バンクーバーにいる間はずっとレンタカーして大正解でした。

夫は既に日本式の左車線に慣れてしまった模様。私も右車線の風景に慣れるのに時間がかかりました。

「運転席が日本と逆だね〜」と娘。



いつも誰かしら抱っこしてくれてるのと、カナダでは床でゴロゴロする習慣がないので、なかなか自由に動き回れなかった娘。サスカトゥーンのホテルで久々にゴロゴロ〜♪

「カナダのベッドは大きいね〜」

2週間は長いようで短く、義理の両親は最後の空港で本当に名残惜しそうだった...。特に孫とまた長い間会えないのは寂しですよね。赤ちゃんは日々成長していってしまうし。今度私たちがこちらに来るのは12月になりそうです。




さて、生後6ヶ月の娘を連れての海外旅行、どれだけ疲労困憊になって帰ってくるのだろう...と心配していた割には、思ったより疲れることなく無事に帰国してきました〜。

6月はちょうど日本が梅雨真っただ中で、梅雨を避けられたことも良かった・・・のですが、帰ってきたらまだ梅雨明けしてないのに、けっこう暑くなってたのにはビックリでしたが。


そして、娘は取れたてホヤホヤの日本国パスポートに日本とカナダそれぞれの出国・入国スタンプ押してもらって、いよいよ国際デビュー。そんなことに親である私たちが嬉しくなっちゃいました。これからカナダのパスポートも所持することになって、世界のどこへ羽ばたいて行ってくれるのでしょう。

今回の旅を踏まえて、またみんなでどこか海外に行けたらいいなぁと企んでおります。