2010年7月17日土曜日

家族のカナダ滞在 "言葉の壁"編

7月8日にカナダへやって来た、私の家族。

弟は結婚式が終わって2日後には日本へ戻ってしまいましたが、両親はまだ引き続きバンクーバーに滞在しております。

母は数年前にバンクーバーへ祖母と来たことがありましたが、父と弟にとっては初めてのカナダ。

とにかく最初からバンクーバーをかな〜り気に入ってくれたようで、終始「ここは住みやすくていいところだな〜」と連呼していました。


到着した日は、彼のご両親と初の対面。言葉の壁もあり、やや緊張ありのディナー。でも和やかな雰囲気で無事に終了。


次の日は両家の家族・親戚・親しい友人が集まって、クルーズのPre-wedding Dinner。
ここで彼の親戚中にご挨拶。船上から見える美しいバンクーバーの景色なのと、海風を浴びて心が解放的になったお陰か(それともお酒が手伝って?)、英語が苦手であろう家族が、なんと積極的にみんなと会話しているではありませんか!その奮闘ぶりに、娘の私はびっくり。



その翌日が結婚式当日。前日のボートクルーズのお陰で、みんなの緊張がほどけ、お互いを知った状態で本番に臨むことができました。
しかもその日の夜は、なんと両親二人だけ(私たちは不在=通訳なし)で、彼の家族や親戚と夕食。弟も彼の友だち(誰も日本語が話せないカナディアンたち)に連れ出され、Barをはしごする北米体験を楽しんだようでした。さほど心配はしてなかったけど、予想以上に良い時間を過ごせたみたい。


結婚式翌日は、友人が企画してくれた、遠方から来たゲスト&友人を招待してのカジュアルなBBQパーティー@Jericho Beach。この日は家族はすっかり自信を持って挨拶まわりをこなし、みんなとコミュニケーションを取っていました。



上記の数日間は、忙しすぎてあまり余裕のなかった私(両親のこともたまに置き去り?)でしたが、家族の様子を客観的に見ていて改めて感じたこと、それは 大事なのは気持ち、語学力ではない ということ。


伝えたいことは、つたない言葉でもなんとか通じてる。
笑顔とジェスチャー、そして秘密兵器(電子辞書)を駆使してなんとかなるもんです。ま、これも言葉がうまく通じないのに、温かく迎え入れてくれた彼の家族や友人のお陰かもしれないけど。

また、バンクーバーにいる日本人の友だちにもすごく感謝。みんな、緊張した私の家族を気遣ってくれたり、ヘルプしてくれたり、色々お世話になりました。親は英語漬けの慣れない環境の中、日本人がいてよほど嬉しかったのか「日本語で会話できるっていいわ〜」だって。



「This is a pen( でぃす いず あ ぺん)!」レベルの英語なのに、自信と好奇心をもって電子辞書を片手に奮闘する父。何か英語で質問されて意味もわからず、笑顔で「Oh Year〜」と乗り切る母。勉強苦手で全然英単語に疎いけど、知ってる単語を並べてノリで会話をする弟。


たとえ私や彼がいなくても、自分たちでどうにかやりくりし、自分から楽しもうとする一生懸命な家族の姿。このような海外でたくましく生きる家族の様子を日本の実家で見ることはなかったので、娘としてはホッと安心する気持ちもあり、可笑しく微笑ましく胸が熱くなってしまったのでした。

もう少しの間、その奮闘劇を見守らせてもらいます〜!

2 件のコメント:

  1. ホントに素敵なご家族をお持ちですね!
    周りの人の温かさも相まって、ほのぼのした気分になりました。
    お父様、お母様、マリエちゃんにとっても最後まで楽しい時間になりますよう:)

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  2. >jojojoさん
    そんなお言葉いただいてしまって・・・ありがとうございます。バンクーバーののんびりした雰囲気の中で、家族はとってもリラックスできているようです。英語ができなくて、ポツンとしてしまうか心配でしたが、周りの人の優しさのお陰で、本当に楽しそうでよかったなーと思って。これから英語がんばる!と張切ってます(笑)。

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